BMW ALPINA RoadsterV8

2013/8

久しぶりのコンプリートカーコーナー更新です、今回のご紹介は天下ごめんのアルピナです!!この車、コンプリートカーと呼んでいいのか!?はなはだ疑問ではありますが、アルピナといえばドイツ運首省が認めた独立した自動車メーカーと言う立場なんですよね!?そしてアルピナはご存知の通りBMWからベース車輌を供給されて、独自のコンセプトでBMWとは違うBMWを送り出してるんですね、そんなアルピナ社が、世界限定555台だけを製作販売したモデルの1台がこの車なんです!!日本国内には18台が当時ニコルオートモビル(アルピナの日本代理店でBMWのディーラー)を通して販売されました。

281/555

この車輌は281台目に製造されたもの、と言うわけです。ベース車は映画、
007シリーズでボンドカーとしてデビューしたBMW Z8です!!、Z8をベースにファインチューニングを施したのがこのアルピナロードスターV8と言うことなんですね、しかし、今までの通例としてアルピナはパワーがあり、その饒舌な乗り心地と品格を併せ持つ!!、と皆さんお考えでしょう!?ですが今までで、ただ1台の例外がこのロードスターV8なんですよ!!

2003年のロサンゼルスモーターショーでデビュー、翌年の2004年7月から日本でも販売が始まりました。世界で555台の限定販売であり、450台が北米に向けに販売され、105台がヨーロッパや日本に割り当てられ、そのうち18台が日本国内で登録されました。しかし2005年8月には完売、生産終了しています、実はこのロードスター発表時にはすでに、本家 BMW Z8 は生産終了していたらしく、逆に言うと555台しかベース車が確保できなかった!?のかも知れません??、日本での当時の車輌販売タグはベース車輌2,090万円で、左ハンドル仕様・ATのみでした。この車はそれに内装の特別仕様(シート・内装カラー)が奢られています。

エンジンはBMW製V8、ベースのZ8が、ボアФ94mm×ストローク89mmで、4941cc、ところがアルピナは同じエンジンをサイズダウン!!ボアФ93mm×ストローク89mmで、4837ccと排気量を僅かですが、落としてパワーもZ8の400馬力から389馬力へとデチューンさせてしまったんです。その代わり同じ3300回転での最大トルクは逆に51.0kgmから53kgmへとアップさせています。この変更は、何も意味なく行われたのではなく、Z8のマニュアルMTのみの設定をロードスターV8ではアルピナ独自のパドル操作の出来るスイッチトロニック仕様としてZF製の5速ATと組み合わせてあります。この変更のために遭えて、パワーを落とし、トルクを増大させて、レスポンスをよくして、スイッチトロニックとの相性を追及したのでしょう。まぁ〜この車のオーナー像を想像してもそれはもしかしたら至極当然であり、それ故のアルピナ!!とも思えますね、ハイパワーオープンスポーツとしてではなく、お洒落なラグジュアリーオープンツーシーター、これがアルピナの主張なのかもしれませんね!?そういえばなんとなくモンテカルロやカリフォルニアのウェストコーストを優雅に流す、アルピナブルーのロードスターの姿が目に浮かぶような・・・!?

今回この超レアなアルピナを射止めたオーナーは、グリーンモンスターのオーナーでもあるあの方なんです!!。九州に、しかも何時でも見れる場所にあるということだけでも嬉しいですね(^−^)!!、 走行も納車時では、まだ10.000kmを超えたばかり、前オーナーもエアコン付きの車庫で保管してたそうで、まるで新車状態です!!これからも長く九州の地で活躍して欲しいものですね、何時でも合いに行けますし・・・(^_-)-☆、グリーンモンスターもですが、たまに合えるのが楽しみでもあるんですよ、普通は一生拝めない触れないようなスーパーカーより貴重でレアな存在なんです!!この アルピナロードスターV8 も・・・!?

 

照明もお洒落ですね!! そして伝統的にアルピナMシリーズのみに採用されるメーターの 赤針!!

豪華で機能的な内装です!!
メーター類はセンターに配置 ↓

リヤに張られた、正規アルピナ日本総代理店ニコルオートモビルのステッカー!!、18台のJAPAN専用モデルの中の1台です 

 

 

チューンナップとはその車の持つ性能を100%引き出してやる事。むやみに改造する事ではありません。

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