今回は、オートポリスの都合とは言え、8月14日！！日本国中、お盆だし全国的に年に一度の夏休みの真っ只中、走りたくてもそうは行かないと言うDES-TAI戦士も多数いらっしゃったようで・・・？？「すみません、初盆で・・・」とか「いやぁ〜家族旅行しないとかみさんから追い出されるんで(^^ゞ)とかの諸々の事情で涙を飲んだ方も多いようです。これは他のカテゴリーでも同じような感じでどうも参加状況はいまひとつとの事！？、きつくオートポリスには来年からこの日だけは避けようと言い渡しておきました（^0^）？？。
さてそんな中、DES-TAIには総勢17台ものご参加を頂きました。この厳しい状況下においては誠に嬉しい限りではございますが、残念ながらE-2（3，3リッター以下）とE-1（２，0リッター以下）のクラスは参加台数が2台と1台と言う事でクラスは不成立、E-1（3.31リッター以上）と合併クラスとなりました。

Sクラスには何時ものアルテロッソフェラーリに、今回スーパーGT300クラスを走った事のある宮本さんが、そのGTマシン966GT3RSでの参戦で新たな挑戦者が登場です。そのほか山口からロータスエクシージがそして前回、開催前日にマシントラブルで無念のリタイヤとなったロータス2イレブンの藤本さん、スーパーセヴン軍団の元気親父、広本さん、坂井さんらが参戦です。コルベットで何時もトップ争いする片山さんは、今回ナローポルシェ3.0に乗り換えてE-2クラスで参加、いつもナローに乗る片山さんの弟さんはゴルフ�Vでの参加だそうです。
しかし、開催前あんなにお願いした神様も盆休みだったのか？前日までの酷暑がウソのような空模様、朝から白い悪魔が漂い始めて、予選は各クラス大波乱のようでした。DES-TAIも12時からの予選が30分遅れて、ようやくコースインとはなりましたが、雨は降ってるし、しかも半端じゃなく路面は鏡のよう、しかも湿度が高い！！数名はレインタイヤなるものを装着しているがほとんどの参加者はSタイヤ、中にはラジアルでよかったとほくそ笑む参加者まで・・・。

ポルシェクラブの重鎮、“よしさま“こと吉村さんも今回、９４４TCUPで参戦ですが、コースインの前「これで走らせるの？、俺のタイヤ何時のだったっけ？？滑るよぉ~」となんか戸惑いとも楽しみとも取れるよな？？ 私も灰色竜巻号でコースに出ましたが、今日で使い切るつもりのSタイヤ、しかも去年から履きっぱなしで山もほぼご臨終のドライ専用タイヤなんですよ、そしてコースインしてすぐの1コーナー早くも先に出た、広本スーパーセヴンがイン側にスピンアウトしてもがいています。とにかく久しぶりだし半端な雨じゃないし去年のHKSハイパーチャレンジでドシャ降りは経験済みですが、ついでにヘヤピンで突然のスピンも経験してしまって、どうにもビビリが入って！？、怖いのなんのって(^^ゞ　でも雨もまた・・・（^0^）1周目普通なら絶対追いつけないロータス2イレヴンの藤本さんに追いついてしまいました。やはりチョコチョコとお尻アッチコッチで、どうにもコントロールに苦慮してる様子！？しばらく後ろについていましたが「こりゃ、どう見ても抜けるに違いない！！錯覚じゃなさそう？？」と勇気を振り絞って2週目の第2ヘヤピン進入でそろりそろりとインから先に行かせてもらいました。しかし雨はひどくなる一方、ここは用心してすべて3速で回転は5000rpm まで、ストレートも4速で２００ｍ手前でアクセルオフです。コースの前半は雨はひどくても視界は良好、でも第2ヘヤピン辺りから霧でコーナーポストも見え辛い状況に、誰もいないでしょうねェ~~？？と思いながらジェットコースターを下り、突然「ヒェ~~~~~(＠_＠;)」とビビル間もなく大カウンター大会でようやく元に戻ってホットして･･･、なんて思いで、先が見えない登りセクションを3速徐行で登ります。そのうち霧かと思ってたらフロントガラスの内側の曇りだと言うのを発見！！「えぇ〜〜い、エアコン攻撃じゃぁ〜〜」とスイッチオンで走る事に・・・、いやいやエアコンは便利です！！取り外さなくてよかたですよ。
左の写真は、1ヘヤ回って、登り１００R付近！！コーナーポストも良く見えない状況でした、でも写真撮る余裕があるなんて･･･(＾0＾ゞ
バレたら怒られますよね！？皆さんまねしちゃダメですよ、遅いから出来る技？？なんですから^^；
そしたらヘヤピン先でえらくゆっくりの遠藤（兄）ポルシェが、これもまた晴れてたら追い越される風圧でこちらはヨロヨロとなりそうな勢いですっ飛んで行くはずなんですが、「お先にぃ〜〜って！？いいの？？」と心配しながらも抜かせていただいて快適なエアコンの効いた室内でのドライブを楽しめるほど余裕はありませんでしたが、安全には走れたようです（＾−＾）。とまぁ〜〜5周ほど走ってたらチェッカー点灯を霧の合間から確認、ここで終了となりました。
その間、ジェットコースターの下りきった先に片山ゴルフを確認、どうもコースアウトして必死にコースに復帰してるところだったようです（^^）。残念ながらフェラーリ３６０FCの平野さんが1コーナーとS字の間で足をすくわれイン側のブロック塀に接触してしまったようですが、これだけの悪条件でよくあれだけで済んだと思いました。しっかし、今日の天気はどうにもなりませんねェ~~、その後、雨が降ったり霧が出たりでどんどん時間は押して、ついに決勝はDES-TAI含めて3レースが中止を余儀なくされると言う結果に・・・
残念ですが危険を伴うモータースポーツこの状況では、何が起きるか？？と言うことで今回のレポートも早めにお終い！！ごめんなさいですm(__)m

今回、結果は予選タイムアタックのみの順位で暫定表彰と言う事に・・・

総合のベストタイムは、豪雨と霧をものともせず！？アルテロッシF430チャレンジが、2分23秒397でトップ
以下、同じくSクラスの宮本996GT3RSが2分25秒935で2番手、3番手にはWINDKIISセヴンの広本さんが
2分34秒349で入りました。ここまではすべてレインタイヤ装着でしたが、広本さんは「俺のワイパーないし、
手ワイパーで走ったよ、10年前のレインタイヤじゃ最初はまったく反応しないしな〜〜」とまた2番手の宮本さん「しきりに、フェラーリは好かん！？何で速ぇ〜んだ」とアルテロッソさんにぶつくさ、しかし雨だけじゃない
霧の中大変ご苦労様でした。
EUROクラスのトップタイムは大殿964 2分36秒620　2番手はその大殿ポルシェとランデブー走行していた
河野964T 2分40秒265 そして3番タイムはなんとあの大排気量コルベットで、何時もトップ争いを展開する、
片山（和）さんが今回、ナローポルシェに乗り換えて、E-2クラスながらE-1を押しのけて堂々の3番時計2分41秒606でした。ナローの操縦性はどうなんでしょうか？私らは晴れてても乗りこなせそうにないのに、これは片山さんのアームのなせる業でしょうね！！

※今回、残念ながら天候不良で、エキサイティングな走行写真はとれていませんでした、大変ごめんなさいm(__)m