DES-TAI第三戦

早くも第2戦です!!早いです、つい先日1戦目が終了したばかり、約1ヶ月しか経っていません。でも季節は確実に変っています。前回は桜が満開でした、そして今回は、もう桜はすべて葉桜、みどりがまぶしい季節になっていました。そしてオートポリスの新しい路面も変化してきたのでしょうか!?今回もまた新記録ラッシュのDES−TAIとなったようですよ!?って私もそのひとりではあるんですが・・・少々残念!!なぜかって??
それはまた後ほど・・・。
今日も天気は最高!!朝早く霧と雨が少々オートポリスを襲ったらしいのですが、DES−TAIの集合時間は10時20分、もう雨の痕跡もなくさわやかな五月晴れでした。途中アパルーサからオートポリスへの道筋にある菊地の水の駅でションベン停車、前回は満開の桜の下の灰色竜巻号でしたが、今回は青々とした新緑の下での灰色竜巻号の写真です。今が1年で一番過しやすい時期かもしれませんね!?ここから登りになりますが、オートポリスはもう少し山の上、気温もそう高くなく『エンジンの音も良いし、こりゃ今日も良いタイムが期待できそう?』とウキウキしながらオートポリスへと駆け登ります。途中窓を全開にして、おなかにもエンジンにも新緑の香りをいっぱい吸い込ませて、我が愛車のエキゾーストノートの軽やかな響きに目を細めながら、自己満足!?『こ〜らよかバイ(^^)』とご満悦です。今日はSSクラスには、ほんまもんのレーシングポルシェが約3台も登場します。これを迎え打つのはご存知アルテロッソフェラーリ、そして激戦のGTクラスには何年振りでしょうか?あの北九州のシューマッハことRS田中964RSが『俺ば忘れたらいかんとデスタイ』とRSを引っさげての参戦です。
また開幕戦エントリーはしたものの、高速走行中にエンジンブローして走る前にリタイヤ届けだした、スーパーセブンの常連広本さんも今回前日にスペアエンジンが間に合ったという事で、参戦です、去年までアメリカンマッスルコルベットで、アルテロッソフェラーリと覇権を争った、片山さんは今回、GTクラスにナローポルシェでのエントリーです、仕事の関係でDES-TAI出たいけど第一日曜しか休めないという阿南ゴルフも今回条件がそろい 無事参戦です。それに懐かしい人がもうひとり、鹿児島の三原さん、実にこちらも十年ぶりくらいの参加です。
マシンは昔のまま!!とても手入れの行き届いたE36M3シルバー、奥様とツインズのお子様同伴でオートポリスピクニックにおいでいただきました”^_^” と言うのも、奥様手作りのお弁当もって、以前の記憶では確かまだ3歳くらいのはずですが、立派に車好きの小学生に成長したお子様とパパの応援に来てくださいました。みんなでグランドスタンドで爆音聞きながらランチを楽しまれたそうです。これこそDES-TAIの真のコンセプト!!“サンデーブランチ”みんなで楽しくサーキット遊びなんですよね(^^)。今回はゴールデンウィークの最終日、九州外からは渋滞も懸念される為か、神徳さん(エクシージ)だけ、何時もの四国勢は無理か!?と思ってたら・・・あらら??いるじゃないですか藤澤さん!!『何してるの?』と思わず声かけてしまいましたよ、今回は早々の欠席届が出ていたんですが、どうもマシンができていないようなお話でした、でもちゃんと応援には、はせ参じてくれたんですね!?、そういえば今回も藤澤さんの青ポルは、クルクル瀬戸さんのドライブで出場するんでしたね、元気なゴルフ軍団、また約1年ぶりのイエローキタ号(E46M3)も登場して、五月晴れのオートポリス、盛り上がりそうな雰囲気です。中には5日の夕方、福岡空港に帰り着く予定と言ってた大殿さん、集合時間に目をシャパシャパさせながら『あぁ〜まにおおた、頭ん中はまだアメリカばい、時差ぼけで眠かぁ〜』といいながら爆音立ててポルシェを運転してきました、アメリカから直行でオートポリスになりましたね。また何時もの河野一家ご一行様は、前回2位に食い込んだミツヤ964Tがタービントラブルで無念の不参加、代わりに次男の裕昭996GT3が参戦、もちろんブルーの996GT2河野パパは健在です。また兄弟そろっての激速ポルシェ遠藤さん兄弟も今回お二人ともSSクラスに鞍替えして走ります。そうだ!!忘れちゃいけない、サカモトポルシェ!!今日は狙うそうです!?なにを??って優勝は当たり前、DES-TAI最速を賭けて、秘蔵っ子ドライバー、ドリフター植尾選手に託して2分切りの問題ではなく前人未踏の領域を狙うらしい??すんげぇ〜〜話になるかも(@_@;)最近皆さん大変協力していただいて、ブリーフィングの時間もキッチリ守っていただいています。これは大変いいことです、例え模擬レースで本物ではないといっても、危険度は公式戦と同じ、ましてやライセンス無用の素人競技です、でも中にはスーパーGT300クラスにいそうなマシンも走ります、また本当にドライブのついでに走るというスタイルの方もいるわけでして、これを一緒に走らせるわけですから、ブリーフィングは念には念を入れて、JAF戦と同じ段取りで、やるというのはそういうことなんですね、フルポスト、フルメディカルの公式戦と同じ監視体制で、いざと言うときはドクターヘリも即座に離陸できる体勢です。これは皆さんの安全を守る為には重要な事だと思いますし、それ以上に参加者の皆さんのレベルの高さを、オートポリスにも評価していただいた結果だと思います。と言うことで今回のブリーフィングは、青旗の確認と、追い越され方のレクチャーから(^^)今日は速過ぎるマシンがうようよ、多分青旗のオンパレードが予想されます。皆さんからも有意義なご意見が出て道を譲る際のウィンカーの出し方の統一と確認、そして速い方へは、なるべくコーナーの入り口ではなく出口又は直線でのオーバーテイクをお願いして、周回遅れとの絡みには十分注意していただくようにとお願いしました。もちろん同一周回で、争っている場合はこの限りにあらず、紳士的なバトルをお願いいたしました、ってこっちも心配ですよ、最近タイムが接近して、混み合うんだから・・・コース上(―_―)!!そしていよいよ、予選の開始時刻です、今回私は身勝手なもんだから(^^ゞ
『今日は予選ば走るけん(*^。^*)』てなあんばいで、せっせっと出走準備、皆さん早くもパドッツクに整列始めています、前方には気合の入ったサカモトアドバンポルシェ、アルテロッソフェラーリ、そして黄色と国防色の2台の遠藤マシン!?、予選は15分のフリー走行、どのポジションでコースインするかも非常に重要なファクターらしいのです!?と言うのも私は蚊帳の外、なぁ〜んにも考えてないんですね(^0^;、そしていよいよコースオープン、26台の出走車を全部見送ってから私も最後尾でコースに入ります・・・。そしたら一番後ろだもんで意外と空いてるんですよ前の方!?、アウトラップ、もう先に出て行ったSSクラスの速いのに、すぐ追いつかれると思っていたんですけど・・・、そしたら後で聞いた話、サカモトアドバンポルシェの植尾さんどうも2ヘヤあたりで、スピンこいてたらしい(^^)、それで1周目皆さん少々スロー走行気味だったのかもですね、で、こちらはそんな事知らんもんでマイペース、タイヤを暖めながら、最終コーナー手前まで、そしてここから勢いよく加速をつけてタイムアタックの真似事開始!?"^_^"路面が新しくなって、皆さんタイムアップ中、果たして前回の13秒を超えられるか!?と少しだけ本気に・・・ところが1コーナー手前でブレーキ踏んだとたん、『ドドドドドドォ〜ドドォ〜』と、素晴しいジャダーが^^;、『あらま忘れてた!!』そうなんです、前回よりひどくなってるようで、こりゃローター何とかせねば、クソと、この場に及んでどうにもならず、まぁ〜〜開幕戦終わって、何もせずそのまま昨日空気圧とエンジンオイルの量だけ確認して、絶好調ぉ〜なりぃ!!とオートポリスにやって来たわけですからね、こりゃ怠慢ですわな(ー_ー)!!、これでタイム出るわけも無いと、少々あきらめ気味、でもせっかくだしとブレーキ優しめでエンジンブレーキ多用と言う、超エコ運転??に切り替えて数周回ってみる事に、相変わらずジャダーは出るものの、エンジンは絶好調!!、ヘヤピン無理せず3速キープで走ります。『こりゃ、15秒,いや17秒くらいかな??、まぁ~今日は仕方ないか』と賞典外は気楽なもんです。そうこうするうちに、なにやら後ろに気配が・・・ムムムム、あの毒クモのような黒くて黄色いのは??そうです、サカモトポルシェです、爆音と共に、近づいてきます。ストレート中ほどでパスして行きましたが、なんと抜かれた瞬間、車がフラフラとよろけそうに・・・。『あはぁ〜〜、もういや』と一気にスローダウン(-_-;)しばらくチンタラ走ってたらこんどは100Rで、赤いおフェラ様、アルテロッソフェラーリがまたまた爆音轟かせて・・・。ここでこのまま引き下がっては名がすたる、せめて一矢!!と思うも矢を放っても矢より速そうな勢いで消え去っていきます、でもここはもう一度頑張るベェ~~と気合入れなおしてアタックの真似事を・・・ブリッジ手前の右複合コーナーを小さく小さく、そして一気にブリッジ下から左コーナーに駆け上って、アクセル全開で最終コーナーに、飛び込める度胸があるわけもなく少しだけブレーキチョンと(^^ゞ、それからここもなるべく膨らまず、ストレートへの加速重視を考えて、ショートカットコースとの合流点付近から直線的に猛ダッシュ!!うりゃぁ〜〜8000回転、シフトチェンジィ〜4速じゃぁ〜、アクセルベタ踏みで新幹線より速いつもりでストレート駆け抜けます。ピットとの合流点近くで5速にアップ、いつもならすぐ先でアクセル抜いたりしますが、ここは我慢、200m看板過ぎて100m看板がぁ〜・・・もうそこジャン(゜0゜;、ビビッ、びびったぁ〜〜とブレーキング!!もうジャダーなんか、かまっていられません、暴れるハンドルを説き伏せて何とか無事に1コーナークリアーして、そそくさと2コーナー無視して3コーナーS字へ、そしてヘヤピンへ、忙しくてギヤチェンジ出来ず3速のまま、ブブブウォ〜〜と鈍めの立ち上がり、100Rスローダウン中の何台かをパスして、2ヘヤ、そしてジェットコースターを駆け下ります。よおし、下り右コーナーも4速でブレーキちょい踏みで、と思ったけど怖くてやっぱ手堅くここは手前で3速に落としてエンジンブレーキ多用で無難に・・・ゲロ(^_-)??、そんなこんなで何とかクリアらしき1周を走りきりました、予選は15分、でも短いようでなかなか奥が・・・!?まぁ〜いいとこ15秒かな??と思いながらパドックに帰ってモニター見たら、アパルーサシュニッツァー 2分12秒075 と出てますよ!!マジ??なんか間違いだろ??と疑心暗鬼で正式発表を待ちましたが、どうやら間違いなさそう、と言うわけで、なんとなく記録更新(*^。^*)ウレピ。その他の方々、すみません自分のことで精一杯、ほとんど見ておりませんm(__)mで、全体のポールは予想通り、後ろから来られたら逃げたくなる形相の大迫力、サカモトアドバンポルシェ植尾さんが1分56秒898と言うシニアスペックの速さで獲得、2番手はおなじみアルテロッソフェラーリ430がこれも2分をきり、1分59秒449でゲット、3位の宮本ポルシェ997CUPの後、4番グリッドにはGTクラスのポール、スピードマスター964、RS田中さんが2分6秒008で滑り込み、北九州のシューマッハの腕は本家ほど衰えてないようですねSSクラスのど真ん中に割って入っています。TSクラスは小串M3Bが予定通り、2分11秒086で総合12位、クラストップでポルシェ勢に引けを取らないタイム。またマッチョなコルベットで総合争いする片山(兄)さんは今回GTクラスにナローポルシェでの参戦です。弟さんはゴルフ3でTSクラスに参戦、今回遠藤さん兄弟と合わせて二組がご兄弟で参戦しています。いいですねぇ〜〜兄弟で同じ趣味、うらやましいです。そうそう河野さんとこは親子で参戦でしたね、いずれにしてもみんなで楽しむのがDES-TAIですからね!!
そしていよいよ決勝の時間が・・・。私くしめは、予選でエネルギー使い果たして、しかも小串E36M3の真後ろの14番グリッドを引き当てて、右斜め前には最近遊んでくれない久々の大殿ポルシェ、真後ろには開幕戦でお世話になった!?椿993がいるわけでして、ここからのスタートはこりゃなかなかしびれるぅ〜〜^^;と身のほどを考えて、グランドスタンドへ一目散に逃げ出して、ここから皆さんの走りをじっくり研究する事に・・・てか(^0^ゞまぁ〜とにかく、決勝リタイヤとしまして、高見の見物!!コースイン前、3番手につけた宮本ポルシェ大慌てで、給油作業、一番最後にコースへ出て行きましたよ。私はグランドスタンドで、小鳥のさえずりなんか聞きながら、優雅に見物、しかしここから遠くのグリッド眺めていると、だんだん胸が高鳴ってきます。まるでスーパーGTのセレモニー見てるよう!?そりゃそうですね、先頭の3台は、GT300クラスに出てもおかしくないくらいの性能と装備なんですから、グリッド作業もいたについています。マシンの横に美女をはべらしたりして、場内放送の選手紹介も進み、いよいよ、フォーメーションラップの開始です。

グリーンフラッグが振られ、遠くから爆音がだんだん近づいてきます。ポールの植尾さん、気合十分と見えますね!?、何時もより速いフォーメーションランです。チームオーナーの坂本さんからの至上命令『絶対DES-TAI記録を出すのだ(><)/』と言うことらしく、インカムで刻々とオーダーが届くと言ってました。まるで本物スーパーGTみたいです。しかしまぁ〜〜勝って当たり前と言うのもなかなかのプレッシャーかも!?、植尾さん実は、直前のツーリングカーレースを走って、表彰台のテッペンに登ったばかり、シルビアからポルシェに乗り換えてのドライブなんですね、これにどう絡むのかDES-TAI勝率No’1のアルテロッシさん、そして本物スーパーGTにも参戦経験のある宮本さん、そしてGTクラスで頑張るRS田中さん、どこまで食い下がるかBMW軍団、今回脇アイディングにイエローE46M3北村さん、そして早くもビビリンチョで見学してる私を含めて、4台が参戦、名物、赤いくるくるMクーペの瀬戸さんは今回も借り物の青ポル964で、似非ポルシェ軍団の仲間入りでございます"^_^"、しかし後方は後方で、一癖ありそうなゴルフが虎視眈々と・・・こりゃなかなかの見ごたえがありそうですよ!?(^^)、残念ながら何時も優勝争いに絡むスーパーセヴンの広本さんは、載せ換えたばかりのエンジンが不調で決勝リタイヤ、ゴルフ2の阿南さんもオイル漏れを起こし皆さんに迷惑がかかるといけないからとリタイヤ届け、結局私を含めて3台がグリッド上から消えています。フォーネーション見てると『さぁ〜いよいよ始まるぞぉ〜〜(^−^)』と何かしら興奮してくるものなんですね!!

やがて、爆音が消え、遠くの最終コーナーから陽炎に揺られながらゆっくりと各マシンがグリッドに帰ってきます。
『さぁ〜全車グリッドに着きました、5秒前!!』そんなアナウスが聞こえたすぐあと、バッと全車入り乱れて
その少しあと、グランドスタンドにも爆音がやってきました。

   ポールから、サカモトポルシェは音よりも速そうな勢いで真直ぐにダッシュ、ところが2番手赤いフェラーリが動かない!?、後ろから右に左にフェラーリをよけるように各車走り去って行きます。直後の1コーナーサカモトポルシェは早くも5馬身の差をつけて、2番手にはGTクラスRS田中、3番手に『俺のマシン、ギヤ比がローリング用だからスタート遅いよ』といってた白いポルシェ996CUP宮本さん、その後ろはオープン2シーター藤本ロータス2イレブンそして遠藤ポルシェ兄弟が・・・その後はいつも通りの渋滞発生!!その渋滞の外側をようやく動き出したアルテロッソフェラーリがアウトからまくり気味に1コーナーを抜けていった。ゴルフ軍団も通り過ぎ メインスタンドは、祭りの神輿が行ってしまった後のような静けさが漂います。遠くにS字を抜け、ヘヤピンをワイワイガヤガヤとお祭りみたいに走り去るマシンが見えます。そしてしばらくの沈黙、場内放送に耳を傾けます。やがて最終コーナーに音もなく黒に黄色が輝くポルシェの姿が・・・。そして爆音が届き始めて、あっという間にまた1コーナーをかすめていきます。2位とは早くもストレート1本分に近いアドバンテージ、そして次は白い宮本ポルシェCUPが、すぐ後ろには大健闘の田中RSが続いています。そしてここからがメインだといわんばかりに、ポルシェ、BMW、ロータスがドドドドドォ〜〜っと通り過ぎます。メインスタンドの屋根の下で見ていると音が凄いんですね!!屋根にいっぱいエキゾーストノートが響きあって、そりゃもう大迫力、場内放送もかき消されてなにしゃべってんだか??、周回を重ねるごとに、少しづつ隊列もばらけて来るはずですが、最近はそうはなかなか行かない!!、先頭は坂本オーナーから尻引っ叩かれて、ただひたすらタイムアタックの植尾さんドライブのアドバンポルシェGT3R、二番手は宮本ポルシェ996CUP、3番手はいつの間にか田中964RSがいなくなり(リタイヤ)、黄色い藤本ロータスに遠藤兄弟に初参戦の黄色い山嵜GT3CUPが表彰台争い、その後ろがまたまた大変で、だれがどうなってるのか、随所でバトル展開中、そして出遅れたアルテロッソフェラーリは前車をかきわけかきわけ、前を急ぎます、トップは完全な一人旅、4周めにはテールエンダーを周回遅れに、ロータスの神徳さんとポルシェの大殿さんのGTクラスのバトルも壮絶、1周目第2ヘヤピンのインをついて前に出た大殿ポルシェを必要に追いまわしています。1コーナー微妙にインをしめてのコーナリングをする大殿ポルシェ、入れるか入れないかぐらいでどうする?ロータス神徳、次の周はロータスがアウトいっぱいからテイクアウトを狙うが、微妙に届かない、これは最終ラップまで続いたようですよ!?
いやいや精神的によくない!!私なら『ハイ、お先にどうぞぉ〜〜(^^)』と、すぐお譲りするかもですけどね、また前回遊んでいただいた993ポルシェの椿さんは、今回脇アイディングとバトルごっこ、これも抜きつ、抜かれつを1コーナーで繰り返していました。そして6周目、怒涛の追い上げを見せるアルテロッシフェラーリがついに、2番手を走る宮本ポルシェCUPに大接近!!ここからスーパーGT並みの攻防が約2周繰り広げられる事に・・・。お互い相手を知り尽くしたベテラン二人の戦いです。第2ヘヤピン、ずっとインから来るポルシェ、アウトいっぱいにラインを取るフェラーリ、クリップを過ぎたあたりでクロスするが、順位は変らず、今度はジェットースターのくだり、クロスしてアウト側は今度はイン側になる、ポルシェはそのままイン側を走行、アウト側のフェラーリをけん制して、ここも守りきる、最終コーナー、インをキープするポルシェに少しだけ距離を置き、アウトインアウトで目いっぱい加速をつけるフェラーリ、さぁ〜〜ストレート勝負!!二人とも目ん玉ひん剥いてアクセル底ぬけそうなくらい踏みつけてるはず(^0^)、前を行く宮本さん、ストレートばかりはどうする事もできずストレートの中ほどで加速に勝るフェラーリがスリップから抜け出して、2番手に・・・トップは安泰と思いきやそうでもないらしく、周回遅れがワンサカ、しかも群れをなしてバトル中、と言うこともあり、これをかき分けて抜き去るのも大変らしい、最終コーナーからの立ち上がり、3台をまとめてパスしようとした時アウトから抜こうとしたら1台が前の車を抜こうとアウト側に・・・。『あぁ〜〜からむぅ〜〜(@_@;)』と危機一髪!!植尾さん、上手く逃げてくれて何事もなくパスしていきました、(よかった^^;。
そして周回は進み、10周目(トップは)ジェットコースターくだりで今度はGTクラストップの河野GT3に接近、ここは河野さん、ミーティングでおさらいした、抜かれる時のマナーをそのまま見せていただいて、左にウィンカーを出して、坂本ポルシェをイン側に誘導、綺麗にパスさてくれました。これも日ごろの皆さんのマナー、流石ポルシェクラブ冷静な対応感謝です!!。と言うことで無事事故もなく10周を19分33秒851、平均スピード142.608km、1周当り2分を軽く切っての激走で、チェッカーとなりました。スタートでミスったアルテロッシフェラーリが見事な追い上げで2番手まで順位を上げ、3番手にはこれも順当に宮本ポルシェが、そろい踏み、宮本さん開幕戦でのアクシデント大丈夫だったのか、少し残念です。GTクラスは河野ファミリーの次男坊裕昭さんが996GT3で1等賞、2位は凌ぎにしのいで、大殿ポルシェ964、悔しい3番手は神徳ロータス240CUPが最後まであきらめずに僅か0.106秒差でのゴールでした。TSクラスは元シニア戦士、小串M3Bが貫禄の一等賞、2番手は椿ポルシェとバトルを繰り返した脇アイディングが、そして約1年ぶりの参戦、北村E46M3が勘を取り戻して自己ベストに並ぶタイムを記録しながら3番手でゴールでした。その他片山ナローポルシェも大健闘で一時はGTクラス上位に食い込み、ラップタイムも2分11秒台を記録、残念ながら7周でリタイヤしましたが、その速さは脅威でした。ゴルフ軍団も表彰台には届かなかったものの、元気な走りを見せていました。また約10年ぶりの三原さん、マイペースでご家族の下に無事生還、帰りはゆっくり温泉につかってと楽しいサーキットバカンスを過されていました。スタート前、心配していたタイム差ですが、皆さんの冷静な走りとマナーのよさで無事にレースを終えられて、主催者としてホッとしています。次回はやっぱり見てるよりその中に入って、みなさんとバトルごっこ楽しみたいですね、」そん時はどうぞよろしくこね回してくださいませm(__)m ということで表彰式、皆さん良い表情してますよね、これでストレス発散、明日からまた仕事頑張って、また7月にはみんなで楽しく遊びましょう(^−^)/
さて、坂本ポルシェ、無事目標達成できたのでしょうか?公式発表が気になるところですが・・・
まずは表彰式、恒例のトロフィー授与から総合にだけ与えられるシャンパンファイトの儀式、宮本さんがなにやら不穏な動きを、坂本ポルシェの応援で駆けつけてた女性を表彰台に呼んで記念撮影、そしてやおらシャンパンファイト!!ここで宮本さんその女性にシャンパンをぶっかける、『キャァ〜〜』と悲鳴を上げて逃げ惑う女性をピットエリアまで追いかけてのシャンパンファイト!!見物人もあっけに取られて大爆笑(^0^)、女性の方、災難でしたが、まぁ〜〜これも宮本さんの愛情表現!?でしょうかね!!

これを見てアルテロッシさんも1位の植尾さんにシャンパンファイト!!和やかな総合の表彰式でした。




総合優勝 88)植尾 勝浩 サカモトアドバンポルシェG3R
2位 6) アルテロッシ アルテロッソレーシングフェラーリ430CUP
3位 118) 宮本 隆士 ガレージシフトポルシェうかれ亭号
GTクラス優勝 29) 河野 裕昭 00-GT3
2位 18)大殿 純央 911
3位 2)神徳 眞也 しん屋さんCUP240

TSクラス優勝

5)小串 康博

や〜坊☆M3B
2位 30)脇 澄夫 Waking IDing D2
3位 37)北村 啓二 E46M3

 

と、楽しい表彰式も終わり、最後は坂本さんが挑んだ、DES−TAI記録のお話!!
実はDES−TAI CUP と言うのは、はるか20年前から行われています、そして数々の伝説や、記録がうまれてきました。DES-TAIと名の付くものには実は二つのカテゴリーが存在していました。DES-TAIレポートを、ひも解いて御覧いただいてる方にはおわかりと思いますが、一時期、九州一の速さを競う、国産、外車なんでもOKのシニアクラスと今のEUROクラスが別々のレースとしてありました、現在のSSクラスは以前はシニアに組み込まれていたのですが、ここには、国産、外車を問わず韋駄天自慢が沢山挑戦してきました。その中で、DES-TAIラップタイム記録を何度も塗り変えてきたマシンがあります。それは九州男児NSX!!
つい先日も筑波サーキットにおいてタイムアタックをやったNSXといえばご存知の方も多いと思います。その記録をどうしてもDES-TAIで破りたいと意欲を燃やしたのが坂本さんです、今回ドライブを九州屈指の植尾さんに託し、至上命令で絶対新記録をと挑んだわけです。今現在シニアクラスは行われておらず過去のタイムを塗り替えるという事になりますが、そう簡単に昔のタイムだからと塗り替えられるタイムでもないんですね!!その半仁田さんのタイムは1分55秒893 2年前のDES-TAIシニア“スノコ九州グレートドライバーズカップ”の予選で記録されたものです。これが今回の目標タイム、予選では破れず、決勝の走りに託しての兆戦でした!!そして見事サカモトアドバンポルシェG3R&ドライバー植尾と言う九州トップクラスの組み合わせで、1分55秒836 を記録!!
僅か0.57秒と言うきわどい差ではありますが確かにDES-TAI新記録をEUROCUPにおいて達成いたしました。何時の日か、また九州ナンバーワンを同じ土俵で戦える日が来るといいですね!!もう一度シニア復活、是非、ゴールドカップで実現して欲しいものです。

 オートポリス DES−TAI CUP シリーズ 
ニューレコードラップ 
2012年5月6日 天候晴れ

車名 サカモトアドバンポルシェG3R
タイム    1分55秒836

         ※DES−TAI CUP 公式記録

皆さんの走行写真いっぱい載せたいんですが、紙面の都合で、申し訳ございません、
あとはBMHさんのDVDで御覧いただけたら幸いです 高画質の素晴しい画像です
DVDにまとめて1枚 \2,100 にて作っていただいています、まずは
BMHさん制作のフォトアルバムで、一部をご覧ください↓お求めはアパルーサまで
http://www.digibook.net/d/6b95871ba11c854de7a20982a20ebf64/?viewerMode=fullWindow


25)藤本さん(DRS装備のロータス2イレブン)の車載です

藤本さんロータスツーイレブンの応援団による外からの映像




24) 博多空冷丸(ポルシェ993車載)さんの激走映像です

次回開催は 7月8日(日) オートポリス ゴールドカップシリーズにて、
また沢山の方のご参加をお待ちしてまぁ〜〜す(^^)/