DES-TAI第三戦

インポートオーナーの遊びの場として、始まった“DES-TAI EURO”その心を一番理解していただいた大会が今回の第三戦でした!!、とにかく走って楽しい、見てても楽しい、そんな素晴しいイベントに仕立てていただきました(^^)今回ほど参加者の皆さんに助けられたイベントはなかったでしょう!今年は過去2戦とも素晴しい青空の下でのイベントでした、ところがこの第三戦はスケジュール的に雨の確立は、ほぼ100%に近いと、皆さん思ってた事でしょう、当然主催者側たる、私も『なんでこんな時期に・・・』と言う思いは皆さんより大きかったのですから、それに7月に入ってからは、九州地方、大雨続き!!オートポリスのある大分県日田市ではなんと水害も発生して、こりゃどうなる事かと、ヤキモキ・ヤキモキの連続でした。なかなか申し込みは増えないし、前日には九州新幹線が豪雨の為、熊本〜鹿児島中央間始発から運休なんてニュースも出て・・・(-_-;)でも、前日のお昼からは次第に明るくなって、天気予報『九州地方明日は大陸性高気圧に覆われておおむね晴れるでしょう』と!!『やったぁ〜〜\(^0^)/ 明日はお日様出るぞ!!』とひと安心でした。半信半疑で『明日はどうする、やるの?』と言う参加者からの問い合わせも『もちろん晴れだからやるよ(^−^)』と返事しました。今回は年に1度のゴールドカップ耐久の日なんですよ、それで冗談で“明日は死ぬほどきつい、耐久だからね”なんて参加者脅したり!?(失礼)でもDES-TAIをそういうふうに思ってた方も実際いるんですよね、しか〜し真実は“面白かデスタイ”なんです!!そうだれでも参加できる・・・あらら話それましたが、今回耐久レースメインの為、サポート組みは午前中にやる事に、その為DES-TAIは予選8時、決勝10時と言う本日最初の早朝イベント!!集合時間は夜明け頃の午前6時です。と言うことで、土曜日は早目に店を閉め、早く寝る事に・・・。ところがこの日夜中、F1イギリスグランプリの予選があるというので、とうとう寝たのは午前1時頃、そして起きるのは午前3時30分の予定、なんとか寝た振りして、3時半に起床!!まだ暗闇の中をアパルーサへと向います。巷はまだ土曜日の夜を引っ張ってます。
今から家路に着こうかと言う酔っ払い(失礼)がまだポツリポツリと・・・。こんな早いの何年振りでしょうかね!?参加者の皆さんもちゃんと早起きしてくれるのか少々心配です。空はどんよりですが、確かに雨の降るような空ではありません『よおし今日はいけるぞ、霧もない!!多分!?』と勢いアクセルも軽くなります。アパルーサを出て、第2空港線を行くころには、日の出の時間を迎えたようで、阿蘇の向うから明るい光が輝きを増していきます。ミルクロードにかかると、眼下に見たこともないような雲に浮かんだ阿蘇五岳が!!なんと素晴しい夜明けでしょう!!、これはなかなか見れませんよ!?
思わず不動岩展望台に登って、携帯でパチリ、ついでに恒例のオシッコも・・・(^v^ゞ

この時期の日の出は早いんですね!?何時もならまだ夢の中ですからね(^v^ゞ。これはいい天気になりそうな予感ですよ!?(^^)
オートポリス到着は午前6時過ぎ、もう完全に日が登り、小鳥のさえずりが気持ちいい夏の高原の朝です。気温は半そでじゃ寒すぎるくらい、ジャンパーが必要なくらいです。もしかしたらいいタイムも期待できそうですね、コース上はまだセミウェットですが、日差しが強くなればすぐに乾いてしまうと言う事でした。ポルシェの大殿さん、受付ギリギリセーフでしたが『間におうたぁ〜〜、寝坊してしもうたぁ〜〜』と慌てふためいての登場でした。
また先週、『組み上げたエンジンがやっぱりダメ、もう一度やり直すけど・・・』と不参加表明とも取れる電話をして来た、スーパーセヴンの広本さん、何時ものようにビートルで牽引しての登場!!、出来たんですね!?聞けば『せっかく晴れと聞いたんで、昨日突貫工事で組み上げてきた!(^^)!』と言うことらしい、すごいパワーご苦労様です。
いやいや素晴しい対応ありがとうございます。前回も予選のみでリタイヤ、今回は表彰台狙ってください(^^)
その他、ゴルフR32で初参戦の元山さんもギリギリでサスが組みあがっての登場です。総代数11台、少々寂しいですが皆さん、雨の予想をものともせず、参戦いただいた本当のDES-TAI戦士なんです。そして大分からBMWで参戦の小串さんは今回申し込み第1号、6月1日にはエントリーいただいていました。 それに今回大応援団が大挙駆けつけると言う話ですよ!?。

さて早めの予選ですが、灰色竜巻号は店長のチャーリーに託すことにしました、そう私は眠たいのですよ(^^ゞ
と言うことで、何時ものように15分間のタイムアタックです、でも今日最初にコースへ足を踏み入れるのがDES0-TAI組と言うことで、路面はセミウェットかもと言うことを伝えてのコースオープンです。私も気が気じゃない^^; チャーリーに『いいか、よぉ~く聞け!!今日は17秒くらいを目安にな、いいな無理するなよ』と言い聞かせて送り出しました。私は今日所用でこれないbmhカメラマンの代わりを勤める、アパルーサギャルのさつきちゃんに、撮影ポイントを教授する為にコースサイドをメディアパスを特別にいただいて1周することに・・・、やがて予選が始まります。まずは3コーナーのアプローチ付近で待機、アルテロッソフェラーリを先頭に各車少々お灸が効いたのか?少し控えめで通り過ぎていきます。やがてステレオのように、ストレートの爆音が早朝の鳥の囀りを打ち消して山々にこだましつつ、左から右へとだんだん移動していきます、そしてエンジンブレーキの音がしてそれから1コーナーを過ぎて加速するエキゾーストノートがだんだん大きく近づいて轟きます、『さぁ〜来るぞ!!』『うわぁ!?突っ込んで来るぅ〜〜』とファインダー覗いてたさつきちゃん!!、そうなんですよアウトラップとはまったく違う形相で、すっ飛んできます。フェラーリの後に、小さな宮本スーパーセヴン、そのあとはBMWとポルシェ、ゴルフも・・・、あれチャーリーあんなとこに!?そうなんです、この混雑の中を走ってますよ??『こらこら邪魔だろうさがれぇ〜〜』とわめいても聞こえないし・・・、車預けたの間違いだったか!?心配です、それからヘヤピンすぎて、100Rのクリップ付近の内側からガードレール越しに観戦です、『うわぁ〜〜速過ぎてシャッター間に合わなぁ〜い』とさつきちゃんが驚きの声を、ここは一般では入れないエスケープゾーンの退避路を通っての撮影ですから、そのマシンの通り過ぎる迫力は、すごいんです!!コースまでガードレール1枚で仕切られて約2mくらいです、そこをタイヤをきしませ、3速全開に近いコーナリングでグァオ~~ンと通り過ぎていくんですから走行風もまともに感じるし、そりゃすごい迫力です。そしてコースを見ながら1周して最終コーナーにたどり着いた頃に丁度予選終了!!果たして結果は??それにもうひとつ!!本番、さつきカメラマン大丈夫なのか??・・・予選の画像は、ほとんどどうもボツ!!だったらしい(@д@;ゲロ

結果は何時ものごとく、ひとり2分の壁を破りアルテロッソフェラーリが1分58秒475と相手いなくても手を抜かず堂々のポール、2番手も当然のごとく、宮本スーパーセヴン2分06秒246、3番手小串M3B、4番手に広本スーパーセヴン2分11秒434と続く、3番手の小串さん公言通り最後の最後チェッカー寸前で10秒の壁を破りや〜坊☆M3Bで、2分09秒276でGTクラス大殿911、SSクラス広本スーパーセヴンを押さえての3番グリッド、TSクラスポールでした。それでうちのチャーリー君!!、なんととぼけやがって?2分13秒769と言うタイムで、大殿ポルシェと椿ポルシェの間を引き当ててしまいました^^;、しかも『いやぁ〜ずいぶん乗りやすくなってますよ、社長決勝はいいタイムでますよ(^0^)』なんて事を・・・、『おまえなぁ〜そりゃプレッシャーだろ!?、この前から空気圧もそのままで何も練習してないんだし、それにあんなポジションとってくるなよな』と私はすごく弱気です。最近目は霞むし、少し走り回るとなぜかゼェ〜ゼェ〜ハァ〜ハァ〜 (―_―)!!メタボ? さてさて決勝大丈夫なのか?と・・・、
ここまで見ると私以外には何も起こらない順当なパレードレースになるような感じなんですよね!?タイム差もあり台数も少なめ(11台)ということであまり面白くなさそう!?かな!?(―_―)!!
そしてドライバーズミーティング、今日はコントロールタワー2Fのコースが見渡せる、オフィシャルルームの円卓を貸しきっての重役会議(^0^?、それで何時もとは違う一方通行の通達だけじゃない楽しいミーティングになりました。まず宮本さんとアルテロッシさんの冗談とも本気とも取れる話から事の発端は始まりまして、要約すると・・・
あまりタイム差があって面白くない!!、と言うことからでしたが、宮本さん『フェラーリ速過ぎだから、最終コーナーの入り口手前で止まっててよ、俺らがスタートして1周して後ろに来たら出てっていいから・・・そしたらオレが勝つかもな!?』『あ!!それ面白いかもしれない、おれ一番後ろから走ろうか!?』とアルテロッシさんが、『そうだよな、この前、スタートでエンスト起こしたし、こんなフェラーリ前にいたら追突したほうがビビルしよ(^_-?)』『ようし今日はペナルティーで最後尾決定!!』と宮本さん、『アハハハ、確かに・・・いいよ最後尾で、その代わりとうせんぼうしたらだめよ』とアルテロッシさんが!!(^^)、そんなこんなで逆ポールと言うことで、アルテロッシさんは最後尾からスタートすることに・・・マジで??。DES-TAIはお遊びですからね、こんな事もありなんですよ!!これはオートポリスにも伝えて了解を得て、グリッド表を作り変えていただきました。それで最後に宮本さん『ちょっと皆さん集合!!いいねあの赤いの同一周回だからね、よけなくていいからね(^_-)、ひとり5秒ずつ抑えてくれたら、オレが1等賞なるから!?(^_-)-☆』と・・・フムフムそれもありかも『たまにゃ〜お立ち台まんなかたちたいしなぁ〜〜』だそうですよ(^0^)いやいや、これがDES-TAI、なかなかの遊び心・・・みんなで楽しもうと言う事ですね。SSクラスには年間チャンピオンシップもかかっていませんので、これも別段問題なしと言う事です。これは面白い決勝になりそうですよ(*^。^*)。
そしていよいよ、コースインの準備でパドックに各マシンが集合します。先頭はアルテロッソフェラーリ、その後ろに、うかれ亭スーパーセヴンの宮本さん、4番手広本スーパーセヴンは『やっぱり突貫工事じゃダメだった』と言うことで、油圧が上がらない為決勝は大事を取ってリタイヤする事に、次回までにゆっくり組みなおすそうです(残念。その後ろにポルシェ、BMW、そしてゴルフが続いてコースインを待ちます。と!?ここに謎の覆面男が出現!!
大きな旗を振りながら、大勢引き連れてやってきます。なんと、や~坊☆M3B小串さんの大応援団。これには参加者見物人も仰天、大うけでした。スタート前の緊張感も和らぎます。各車がコースに出て行くと、この応援団、スーパーGTのピットウォーク並に、お行儀よく、並んで小串さんのグリッドまでぞろぞろと・・・、これもまたDES-TAI史上初の大応援団珍事です、ドライバー紹介で小串さんの名前が呼ばれると、謎の覆面マンは大きく旗を振り、皆さんバンザイして大盛り上がり(^^)、他を圧倒してましたよ、小串さんこれでは恥ずかしいレースは出来ないし、最低表彰台上らないとカッコつかないですね、こりゃ(^_-)-☆、
ちなみにこの覆面マン、大分のプロバスケットチーム『大分ヒートデビルズ』の応援団の方らしい!?(^^)
そして取り決めどおりアルテロッソフェラーリは皆さんを先にやって一番後ろのグリッドへ・・・。そして私はチャーリーが獲得した、6番グリッドへ、前は広本さんリタイヤでぽっかり空いてます。右前方は大殿964ポルシェ、その前には小串M3B、斜め後ろには椿ポルシェ、こりゃスタート上手くいったら、みんなについていけるかもですよ、スタート前小串さんに、せめて3周は後ろに居させてとお願いしてたんですが、果たして・・・どうなることか??、
スタートセレモニーは粛々と進み、やがてフォーメーションラップも終わり、グリッドに帰ってきます。もうこうなると我を忘れるわけで、ただただレッドシグナル点灯を待つ事に・・・。ここからは私の見える範囲です^^;、 やおらレッドシグナル点灯、『そら来た!!』と一瞬右足についつい、いらん力が・・・、そしてシグナルが消えてスタートです!!『あらら、前に進まん(゜.゜??)と思ったら張り切りすぎてホイールスピンの真っ最中、しまったコリャいかん、右側を椿ポルシェがバコーンと!そうですただでさえスタートではトラクションのいいポルシェですからね、バババッウォ〜と空冷独特の排気音響かせて突進していきます、もちろん前の大殿ポルシェも小串M3Bも上手くスターを決めて1コーナーに向けて突進中、わたしはようやくアクセル戻してグリップ取り戻し、椿ポルシェの後ろから右に進路を切って、イン側を進みます。そして1コーナーの入り口、アウトからインに切れ込んだ、椿ポルシェがオォ~ットットット、ハーフスピン、私もオーットットット、アクセル戻してブレーキ、無事立ち直った椿ポルシェ!!そのまま何事もないように3コーナーからS字を抜けてヘヤピンへ、そしたらここでもまた椿さん、少々オーバースピードだったのかヘヤピンアウト側でハーフスピン!!、しめた、今度こそと空いたインから前に行かせていただくことに・・・。椿さんは素早く、しぶとく(失礼)たてなおして、わたしを追撃してきます、登り左100Rを必死に逃げて第2ヘヤピンへ、ミラーを見ると斜め後ろに不気味にポルシェがいるじゃないですか!?、と、前見たら『あっ、道がぁ~~~たらんかも(@д@;)』ドヒャァ~~です、あわててブレーキ踏んでギヤチェンジ、またまたあわてて大混乱『えぇ〜とギヤどこ?え??セカンドどこよ、い、いかんブレーキ踏まないと\(◎o◎;/!』と大パニック!!そこへ椿さんインから切り込んで仕返し・・・真横に、結局3速に何とか入れてブゥォウォォォ〜〜〜と鈍いエンジン音響かせながら立ち上がることに、真横に来た椿さんにごめんなさいと会釈しながら、それでも何とかそのままサイドバイサイドでジェットコースター駆け下ります、下りきった右コーナーでようやく気合一発で何とか椿さんにあきらめてもらって、前に行かせていただきました。そしてストレート、あれま!?、もう小串BMWも大殿ポルシェもストレートの彼方!!こりゃもう追いつかないわ^^;実は椿さん今回雨かもと言うんで街乗りタイヤでの参加だったそうで、コーナーはポルシェ離れるんですが、ストレートどんどんせまってきます。でもそのタイヤチョイスがハーフスピンの原因だったみたいですね、その後は椿さんも無理はしなくて二人で仲良くランデブー!!そういえば今回、アベック走行が3組(^^)、小串さんに大殿さんのBMW対ポルシェそして元山R32に山内ゴルフ3のワーゲン対決、こちらは予選でもタイム差がなく、直線でR32が速く、コーナーでゴルフ3がやり返すと言う大バトルを終始展開してたそうです。また今年から復帰したBMW ブラックM3Cの大山さんはマイペースでルンルンの走行です。私は何とか大殿、小串のポルシェ、BMW対決に参加したいと頑張りますが、何せ練習不足!?どう考えても手足の動きがいまひとつなんですね、やっぱ歳なんでしょうか、ストレート立ち上がって3速から4速、そして5速と上げていくんですが、これがどうも・・・シフトチェンジが自分が考えてるより遅い!!(ー_ー)!!、これはやっぱ運動不足、鍛錬が足りませんな!!とそんなこんなで、3周目くらいに後ろから真っ赤なおフェラ様がせまってきて、宮本さんが言ってた『5秒押さえろ』を実行するまもなくギブアップ、1コーナーで道をお譲りしてしまいまして、いくら同一周回といってもなぁ〜〜、差がありすぎ、小学生とアスリートの競争みたいなものですからね(^.^)、でもアルテロッシさんずいぶん丁寧にお抜きになって行かれましたよ(^0^)。と言うことでほぼ前回と同じ、2分12秒558をベストタイムとして、私はパドックへと引き上げました。まぁ〜なんとかチャーリーのタイムは上回りましたが、残念ながら夢の10秒切りはまだ当分先の・・・、あ!!いやずっと来ないかも!?トホホですぅ〜〜(ToT)/~~~、でも確かに灰色竜巻号は乗りやすくなってます、特にブレーキジャダーは完璧になくなって安心してブレーキ踏めます、後はやっぱ運転手だ
なぁ~~こりゃ(;一_一)

さて時間戻して、スタートの時間からの実況中継(^^)、最後尾からスタートすることになったアルテロッソフェラーリ430チャレンジですが、『さぁ〜スタート、先頭から白いスーパセヴン宮本選手、好スタートです、果たして最後尾のフェラーリがどこで追いつくのか??』『おやぁ〜??フェラーリ、アルテロッシ選手、ゆっくりですね??、これは意外です、最後尾についたまま1コーナークリアーしていきました』と場内アナウス、そうです今回まったく無理をせず、1台ずつ丁寧に丁寧に抜いていくんですよ、アルテロッシさん、1周目のストレート、トップ宮本さんとの差は26秒くらいだったらしいです。その頃、宮本さんはまったくの一人旅、2分06〜08秒くらいのペースで走っています。アルテロッシさんもそのくらいのタイムで走ります。2位を走る小串さんの後ろに付いたのが5周目、その後2周ほど、後ろに付いたままです。『BMWストレート速いのかな!?フェラーリ前に出れないのか、そのままのポジションでストレート通過です』と言ってます。『もしかしてアルテロッシ選手、今回はトップ譲るんでしょうかね?』『後3周、差はスタートの時と同じくらいですよ!?これじゃ流石に無理っぽいなぁ〜〜』と・・・
しかし、そんなに甘くない<`〜´>、次の周最終コーナーからストレートに入った瞬間矢のような加速でBMWを抜き去ります、そして勝負は勝負!!ここからがすごいんです、2位にあがったアルテロッシフェラーリ、一気にペースアップです、7周目25秒以上あった差を、どんどん縮めていきます、それでも場内放送はもう無理だと言ってます。8周目21秒533の差、逃げる宮本スーパセヴンもその辺は承知、2分5秒台と言う今日の自己ベストを出してのスタコラ逃走劇??、追うフェラーリ、9周目ついに差は8秒を切ってきた!!ただひとり2分を切っての激走を開始です、『さぁ〜ファイナルラップ、差はストレート1本です!?しかしこれはちょっと・・・』そしてヘヤピンを過ぎ、100Rの登りセクション、『おや真後ろ近くまで来てます、完全に射程内だ!!、しかし2ヘヤで抜けなければ、あとは抜く場所がないかも??』『フェラーリアルテロッシ選手、こりゃ鬼の形相で真剣ドライブのようですね』『さぁ〜大変だ、見逃せないぞ、最終ラップ!!』と場内放送も興奮気味、それでもまだ宮本さんが前。そしてブリッジ下から最終コーナーへのアプローチ、『出たか?フェラーリが僅かに前、あぁぁぁ〜でも最終コーナーはアウト側だ、万事きゅうすこれで決まりましたね、DES-TAI優勝は、み・や・も・とス・・・え!?えぇぇぇぇ~~どっちだぁ〜??これは横一線でゴールライン通過ですぅ〜〜』と言うことになりました。最終コーナーアウト側にフェラーリ、イン側にスーパセヴン、これはイン側が絶対有利、並んだままなかなかストレートには折り返せないんです。ところが少し後ろに居たフェラーリが最終コーナーの出口から、こん身の力でフル加速、まるで競輪のゴールのようなすさまじい底力でのまくり技、もうアクセル抜けんばかりに踏んでた事でしょうね、もちろん宮本さんも・・・。しかしパワーに勝るフェラーリが加速力で勝ったのか?問題はどちらが先にゴールラインを通過したかです。タイムはほぼ同着!!前代未聞の写真判定をやると言うことになりました。しかし宮本さん車1台分のコース空けてたんですね!?すごい見せ場を作ってくれましたね、これは遊びですが、手に汗握る本物のレースでもめったに見れない迫力のフィナーレでした。ゴール後宮本さんに『写真判定だそうですよ』と話し振ると、『いや負けたね!!あれがせいいっぱいだな』とさわやかに答えてくれました。ちなみに、こういう場合、ゴールタイムは100分の1秒単位の差になります、そうするとラップタイムセンサーの取り付け位置が車の前方か、後方かでも拾うタイムが変ってくる!?可能性があるらしい、それで競輪・競馬並みの写真判定と言う事になったらしいのです。(凄いですね、これはJAF戦と同じ計測方法だそうです)その結果、フェラーリが僅かに先にゴールラインを通過したという判断になったそうですがオートポリス始まって以来、多分4輪では記憶に無いという話でした!!
結果は、鼻の差でアルテロッソフェラーリがうかれ亭スーパーセヴンを刺しきっての指定席!!宮本さん、もしかしたら私がすぐ抜かれた分で負けたんですかね??、5秒押さえろ、ごもっともでした(^^ゞ すみませんm(__;m
と言うことで、1着 アルテロッシフェラーリ 2着 うかれ亭スーパーセヴン 3着 や~坊☆M3B と言うことで
決定!!楽しいDES-TAIは興奮の坩堝の内に幕となりました\(^^)/!おつかれさまでしたぁ〜〜
終わってみれば皆さん仲良くバトルごっこ、接触もなく、梅雨の合間の清々しい晴天のサンデイミーティングでした
これがDES-TAIです、肩肘張らず、みんなでワイワイ、少しだけ本気?・・・でも勝負は二の次、みんなで楽しくサーキットで遊ぶ、でもセキュリティーとレース管理はJAF戦並みに安全を確保しています。
そんな本来のDES-TAIが戻ってきた気がしました。是非貴方も仲間に・・・お待ちしていまぁ〜す(^−^)/
さて次回は、10月21日(日)夏が終わり、晩秋の気配漂う涼しいオートポリスでまた皆さんと楽しく遊べる事を願っています、それじゃ皆さん夏バテしないように・・・私も鍛錬しなくちゃ・・・(^^ゞ

総合優勝  SSクラス1位

6) アルテロッシ

       アルテロッソレーシングF430チャレンジ

総合2  SSクラス2位

46) 宮本 隆士

       うかれ亭スーパーセヴン


総合3位  TSクラス1位
5) 小串 康博

      や〜坊☆M3B

総合4位 GTクラス1位 18) 大殿 純央 911C2 (ポルシェ964)
5位 GTクラス2位 9)  椿 誠 ポルシェ993
6位 TSクラス2位 38) 元山 勇人 ゴルフR32
7位 TSクラス3位 8)  山内 比呂志 ゴルフ3
8位 TSクラス4位 12) 大山 洋一 FEDERAL BLACK M3C

 表彰式、今回はアパルーサからのワイン贈呈を小串さんの応援団のお嬢様方!にお手伝いいただきました。
シャンパンファイトは何時ものように、皆さんぶっかけ合い、駆けずり回ってのシャンパンファイト!!
素敵な表彰式でした(^^)


楽しい演出をしてくださった、小串応援団ご一行様、またレースを盛り上げるアイデアを提供していただいた、
アルテロッシさんと宮本さん、面白かったです(^^)、次回はガチンコ勝負も見たいですね、宮本さんのポルシェ
996CUPが本調子になれば、広本さんのスーパセヴン、片山さんのコルベットもそろえば本物のかっ飛びトップ
争いできるかもですね!? 第三戦参加者の皆さん、楽しいひと時をありがとうございましたm(__)m

今回の動画は
アルテロッシレーシングフェラーリ430チャレンジ 
何時もは速過ぎて前に何も無いということで面白
くない(失礼 と言う話でしたが、今回最後尾から
参加者全員のお尻を撮影していただきました(^^)  
特に後編のラスト3周は見ものですよ!!






前編

後編

ドライバーのアルテロッシさんありがとうございました、ご配慮いただき感謝ですm(__)m


最後にレポート製作中(7/12〜14)、熊本、大分、福岡、佐賀の九州4県で、豪雨により水害が
発生してしまいました、甚大な被害が出た地域もあります。
幸いDES-TAI参加者、関係者の方々には被害は出てないようですが、ここにあらためて被災者の
皆様に心よりお見舞い申し上げます。

DES-TAI事務局 
アパルーサKUMAMOTO 及び スタッフ一同