DES-TAI第三戦

DES-TAI 08’ファイナル 11月16日 オートポリス

 今年も最終戦です早いものですね、今年は原油バブルに始まってリーマンブラザーズの破綻の秋、そして不況の年末で終わるのしょうか?こまったもんです。DES−TAIもそのあおりなのか、参加台数が伸びず、少々さみしい感はありましたが、それでも何時もながらの高速バトルのシニア、ワイワイガヤガヤのEUROと今年も1年間遊ばせていただきました。しかし、今年は天候にも見放されたようで、開幕戦は、雨の中、シニアは視界不良で決勝中止!!と言う異常事態、第2戦も雨、ようやく秋になって3戦目だけはお天道様の下で走れましたが、これまた残暑厳しく暑かったですね、そしていよいよ今年のラストラン、最終戦です。またも天気予報は、微妙な予報です、オートポリス『前日雨、夜半まで続く、そして曇り』と言うもの!?どう読めばいいのか??、シニアクラスのトップ連中はレインタイヤ持参の方もいて「霧さえなけりゃ〜かまわんよどっちでも・・・」と言う感じでしょうが、われわれはそうは行きません。私も天気予報見ながら「こりゃフェデラルだな」とか「でも雨粒落ちないならSタイヤのほうがグリップするかな!?」ともう土曜日一日そのことばっかり、そしたら夕方熊本ドシャ降りに・・・、と言う事は当然標高の高いオートポリスは雲の彼方、雨もですが霧で真っ白のはず、と言うんでこの降り方じゃぁ~雨上がっても午前中はウェット!!と決め込んで「よぉ〜〜し、フェデラルじゃぁ!!」と言うことで595RS−Rで出撃する事に、そして当日朝5時、目を覚ますと雨は今しがたやんだようで、路面はヘッドライトに光っています。「う〜〜んどうしよう、今から交換するか!?でもこの様子じゃお天道様は顔出さないだろうし、オートポリスは標高あるし寒いし、まだ降ってるかも、やんでも乾ききらないだろう」と言う事で一応悩みましたがそのままで出発です。途中、熊本市内から大津に向かう国体道路、なんとヘッドライトも通らないような霧なんですよ「うわぁ〜こらいかん!?今日は走るの無理かも」と不安になりながらとにかくオートポリスまで行く事に…。そしたら大津を過ぎ、ミルクロードを登り始めると、段々夜明けと共に霧も薄くなり、ついには目が覚めたかのように視界良好!!。路面は濡れているものの雨の気配はありません。ミルクロードを登り切り、下界を見ると阿蘇谷がまるで海のように雲海に覆われてその上に朝日まで輝いてるではありませんか、「あ〜いた、こらしもた、タイヤ間違えたバイ!?」と逆に今度は後悔の念に・・・でもこれ私だけじゃないんですよ、昨日鹿児島の鶴丸さんからお電話で「Sタイヤで行くつもりだけど、もしかしたら天候次第でフェデラル履こうと思うから、595RS−R持ってきて」と言うオーダーいただいてまして2セット体制、今回初登場の鶴丸さん気合十分ですね(^^)。それに受付に現れた、吉川さん、よく見たらM3Cにあれれ??ノーマルホイール!!「あれ!?タイヤ??」と言うと、今朝、久留米出る時小雨で霧が立ち込めていたんで、もしかしたら中止、最悪でも雨と踏んでノーマルラジアルで来たそうなんですよ、山の天気はわかりません、今回ばかりは何時もはずれる天気予報が当たりかも・・・。そんなこんなで、「晴れろ」と言う組と「霧はいらんけどもう少し濡れろ」と言う組に、私は今回後者です(^0^)。今年初参加のくるくるさんこと、瀬戸さんは「え〜〜今年初の走行で雨なら帰る」とこちらは何がなんでも晴れて欲しい組です。その他吉村さんは「雨ならただでさえ滑る賞味期限切れのSタイヤ、また第1戦の二の舞になるぅ〜〜」とこちらもどちらかと言うと晴れ切望組み、その天気ですが、どうもだんだん回復傾向にはあるようです。そして・・・

EURO CUP


今日は、ロードスターカップと混走です、EURO11台、ロードスター7台の参加です。
今日の見所は、まず今年度初の参加となる前年開幕戦の覇者、瀬戸Mクーペ、そして直前まで、いや今の今までセッティング中の鶴丸さん、ここ数年見ていないE30M3での参戦です。氏は、吉村さんと同じくサーキットドクターでもあり、また2輪のではブイブイ言わせる相当な有名人らしいです、その走りは期待以上に期待できるはずですよ!?そして何時もの松木さん、吉川さん、初参加の白いE46M3、田口さん、お久しぶりのポルシェ、若松さん、高村さんと国産車で初参加のシビック杉村さん、そして2回目の180深浦さんは前回から5秒縮めるのを目標(2分25秒位)として参加です。それに6台のユーノス勢(1台は欠場)が加わってコースインです。天気は曇り、路面はオートポリスの表示では“ウェットレース”です。「おうこりゃ最高!!いいぞぉ〜〜」と、ほくそ笑んでピットからコースへ、しかし「コース乾いてるんじゃ??嘘つきクソォ~~」と言う状況、EUROのスタート前に各クラス(シニア含む)の予選が行われていて、どうも路面乾かしてくれたようです。私は7番目からスタート予定、ポールは実績で瀬戸Mクーペ、2番目には老練吉村ポルシェ944、3番目、今年表彰台の常連になった吉川M3C、しかし吉川さん通常ラジアル、4番手は初参戦ながら多分半信半疑で速そうな気がして鶴丸E30M3、と言う順番、私はこの辺に絡みながらレポートのネタ作りしようという作戦です。ここからは私の眺められる範囲のレポートです。何時ものように、グリッドについて選手紹介、そして1分前でエンジン始動、今回は慎重にあせらずゆっくり行こうと決めて、レッドシグナル点灯を待ちます。そして点灯!!「あれ!?消えた早っ!!」そうですわずか数秒で消えました。皆なんとなくそんな感じでいざスタート、私は今回松木E46M3(5番手グリッド)の後ろを真直ぐ慎重に加速、そしたら左側にグリーン、右にから白のポルシェに囲まれてしまいました。「アワワワ、あぶねぇ〜〜、どうしよう」なんて考えてる間に1コーナー先に行かれて・・・、この2台のポルシェ加速がいい、そのまま3コーナーS字入り口、白の若松ポルシェのあとについて廻りヘヤピンまでサイドバイサイド、ヘヤピンを思い切ってアウトいっぱいから並んで進入、そのままアウトを脱輪しそうになって少しビビリながらも!?踏ん張って何とかパス、今度は松木さんを挟んでグリーンポルシェの高村さんが100Rの外側、私はインしかなくてインを加速です、でも2台とも速い、そのままの状態で第二ヘヤピン左カーブです。ここは怖いんで下って2台に先に行ってもらいました。そのままジェットコースター下って、登りセクションへ、でも実に楽しい、右に左に身をよじりながら、追いかけます。最終コーナーの入り口で松木さんが少しアウトによけてくれたのでインに入りようやく前に出してもらいました。そして2周目のストレート、グリーンの高村ポルシェのスリップに付くが、これがまた流石ポルシェ速いんです!!。そのまま1コーナーへ、「あらら抜けない」その間に赤(Mクーぺ)も黄色(ポルシェ944)も黒(E30M3)も視界から見えなくなっています。次の周の同じ1コーナーで今度は高村さんがアウトに大きく譲ってくれてようやく前に出ました。さてさて、先行組みはどのくらい前にいるのか!?ひたすら一人ぼっちで走ります。ここで暇なんでフェデラルのインプレッションを、このタイヤサーキット走行向けに溝を薄くして、サイドの合成を上げ、いいままでのRSと比べてコンパウンドをより発熱しやすいように改良してあります。それで寒い時期や雨の日の初期グリップ力が向上しています。ですから今回のように1周目からヘヤピンアウトからの変則攻撃も可能なわけです。しかし、若干タレがSタイヤより早いのです。5周目辺りからヘヤピンや特にアクセル開けて周る上り100Rなどでお尻がムズムズしてくるんですよ、でもけっして唐突じゃなく、とてもコントローラブルなんです。もっと度胸があればそのまま斜めに走ることも可能かもしれません。アクセルコントロールでどうにでもなりそうな感じでとても楽しいタイヤです。タイム的にはグリップ重視のSタイヤには及ばないでしょうが、楽しく遊べるタイヤです。最終コーナーはほんとゼロカウンターで4輪ドリフト気味にアクセルコントロールで回れます。とまぁ〜そんな事考えながら走っていたら、黄色がまたちらほら、私の後ろには高村ポルシェが付いてきています。半周ほど走っていたら、なんと吉村ポルシェを射程距離に…それからがまた大変です。ストレートどんどん伸びる黄色いポルシェとグリーンのポルシェの間で悶えていましたよ、ジェットコースターから先の登りセクションじゃ追いつくんですが、ストレートでスリップもヘッタクレもなく遠のきます、その代わり後ろからグリーンの高村さんがスリップ使ってきます。これキツイですね!!その次の周、最終コーナー手前から少し距離を置いて最終コーナーで少しだけ頑張ってアクセルオン!!その加速利用してようやく、1コーナーで並ばせていただき前に出ることが出来ました。吉村さんもちゃんとインを開けて通してくれました。ようやくホッとしたらもう6周目、今日はよく遊んでいただきました。ここで私は章典外の為、ピットインです。つかの間のバトルごっこ、楽しかったです(^^)。と言う事で誰が1位か知らないまま、お先に終わった私は場内放送に聞き入りました。すると「さぁ〜ファイナルラップ、下りストレート、鶴丸選手、これまでかよく健闘していますね、そしてこのまま瀬戸選手逃げ切れるか」と言っています。こりゃ驚きです。S50(3.2リッター)にS14(2.3リッター)が食いついてるようです。
結果は1位ポールツーフィニッシュで、くるくるMクーペ瀬戸さんがもうくるくる無しで
優勝、2位には本日初参戦、E30M3で鶴丸さんが、そして3位にはポルシェ944CUPの吉村さんがしぶとくゲットでした。特に2位の鶴丸さんのE30M3、今日の今日までセッティングして「とにかくコースで試乗なんです」と言いつつ「何んだそれ??」と言いたくなるような、脅威の216009と言うE30M3のDES−TAI記録樹立しての
入賞なんですよ、1位の瀬戸Mクーペ、自己ベストとは行かなかったにせよ、2分15秒981
ですから、差はほんの僅か!!脅威ですね、鶴丸さんはバイクではその走りっぷりで有名らしいですが、オートポリス2回目にして私が予言した18秒を軽く突破、とんでもないです。EURO今年一番の話題です!!。ご本人も「いやぁ〜E30速いんですねぇ!?」とびっくり大喜びでした。氏はE92M3も所有する、大のBMWフリーク、来年は「どんどん参加する」と言う事ですので楽しみです、次の目標は14秒台だそうです。ヒェ~~!!??ですね、凄いですねもうわたしのE30のイメージ更新しとかないと・・・。
その他、カナード新調して臨んだE46M3の松木さんのマシン、皆から注目でした「それでリヤウィングは??」と質問攻め、こりゃ来年は羽付けて登場しかないようです(^_-)-☆。またタイヤわざわざノーマルに換えてきた吉川さん、1コーナーで何時ものように曲がろうとしたら曲がってくれなくて、アタフタしてましたね(^^)、初参加で「最終コーナーアクセル開けすぎた」と言う田口E46M3さん、ピットロード侵入口を真横にスピン、ガードレースに指1本で無事生還!!、タイヤラジアルですしね、大事には至りませんでしたが、フロントリップを置き忘れてきたそうでした。(後で無事回収できましたが…)

今回2回目、これも私の予言どおり前回から5秒以上縮めて25秒台を記録した深浦さん、大喜びでした。関西在住の頃はセントラルサーキットの常連だったそうでコースさえ覚えれば、と思っていましたが、だいぶ慣れたみたいで、ラジアルでの25秒です。もう九州の人間になりましたね(^^)。1周目最終コーナーあわやインを指されそうになった瀬戸さん、まさかE30があそこから来るとは!?びっくりだったらしい、その鶴丸さん「あそこからパワーがなくて・・・」と言っていましたが、登りの速さは随一でした。皆さん大いに楽しんでいただけたと思います。また来年もよろしくですm(__)m(感謝

 

 

DES−TAIシニアCUP

予選

EURO決勝の前、シニアの予選が先に行われました。今回もフル参戦の横通ランエボ、鷹取シルビア、をはじめスーパーセブン軍団の広本、吉田、そして変り種ビバーチェの阿南さん、AE86が2台、そのうち船津さんのはエンジンがなんとホンダ!!S2000だそうです。そしてアパルーサのRX7がお邪魔して8台の参加となりました。路面表示は“ウェット”です。果たして4駆の利を生かして、初のポールなるか横通ランエボ、返り討ちにするか鷹取シルビア!!てなとこが見所ですね。どちらもまたまた進化しての登場のようです。前回お互い後半で車の調子乱していましたし、さてこの路面どうなる事やら・・・??。全車ピットからグリーン表示と共に、コースインまずは路面状況を確かめるように直線、慎重に走っていきます。ストレートに帰ってきたのはまず鷹取シルビア、少し間を置いて、スーパーセヴン、86、RX7が、そして最後尾から横通ランエボです。「あれれ1台足りない、誰が着てないんだ??」そうです7台しか通過しません??。次の周も7台です、おかしいと思ったらジェットコースター駆け下った後の右コーナーからもうひとつ右に曲がる登りにさしかかるあたりで、吉田スーパー7がまだタイヤが温もっていなかったのか、大きくイン側にスピン、ヒットして止まってるらしい!?残念!!そしてまずタイムを出したのはやはり鷹取シルビア、3周目にして1分58秒665 と言う今年最高のラップタイムをたたき出しました。そして今日は離れて走行の横通ランエボも気合が違います。明らかに調子も良さそうで5周目2分01秒236と言う今期最高の自己記録で頑張ります。その他、阿南ビバーチェも10秒を切ってきましたよ、そして15分のスーパーラップは終わり、横通さん「いや、もう速過ぎ、あれ(鷹取シルビア)スーパーGTだもん」とどこまで追いかけたらいいのかと呆れ顔でした。NSXの半仁田さん以来久しぶりの58秒台です、できれば半仁田さんの復活を期待したいですね、以前半仁田さんを目標として皆さん頑張りました、そして今鷹取さんが目標になりました。出来ればこの二人のバトルみたいですよね、皆さん!!(^^)来年当たり実現できないでしょうかねぇ〜〜

決勝レース
何時ものように、ゴールドカップシリーズのおおとり、ファイナルレースです。何せエキシビジョンと言ってもすべてのカテゴリー中、一番タイム速いのがDES−TAIなんです。九州一の高速バトルはいまだ健在!?。そんなわけで、決勝は今年一番の調子と言う鷹取シルビアを先頭に、コースイン開始です。ところが予選クラッシュした吉田スーパー7と5番グリッドの広本スーパー7がコース上にいません。吉田さんはタイロッド壊れてリタイヤですが、広本さんはなんとファンベルト切れで走れないと言う事らしいです。少々さみしいんですがこれは仕方ないですね。残る6台でフォーメーションをこなし、なんと霧と雨が来そうな空模様の下、今年のファイナルゲームのスタートです。雨になれば4駆のランエボにも勝機があるかもしれません、1年間シルビアを追い続けた執念、果たして??。そしてシグナルが消え各車、EUROとは違うけたたましい轟音と共にスタートです、ランエボが鋭く、シルビアの横に並びかける、1コーナー僅かにシルビアが鼻先を出してトップを死守、しかしここからが速い!!3コーナーまでに横通ランエボに3馬身の差をつけてしまっている。1周目ヘヤピン過ぎて登り左100R、まず鷹取シルビア、横通ランエボ、そして4番手からジャンプアップの船津86、5番手は黄色のビバーチェ、その後RX7、AE86が続く、トップを追う、横通ランエボ、2分1秒台を連発して鷹取シルビアを追うが、差は毎周回ごとに、開いている、場内放送「鷹取選手、2分切って周回しています、2位の横通選手も2分1秒台ですが、差が開きだしていますね、まるでスーパーGT300クラスです」と言っている、「雨、降らないかなぁ〜〜、そしたらランエボ4駆でしょ?、」「そうそうスーパーGTのインプレッサみたいに路面悪くなれば追いつくかもね」と鷹取シルビア速すぎて、放送席も雨乞い!?、その後ろではスタートで先行された、阿南ビバーチェが少しずつ、船津86に近づきつつある、そのまた後ろでは車体をねじらせながらRX7が、赤いAE86が力いっぱい走っている。6周目、そのアパルーサRX7(坂田,身内です)スタート前からブレーキガおかしいと言っていましたが、ついに第二ヘヤピンでブレーキがご臨終!!ヴェイパーロック起こして、オーバーランついにリタイヤです。いやね身内の恥なんですが、私がHSRで経験したのとおんなじ症状、ブレーキオイルけちって長らく交換していなかったんですよ、多分DOT4がDOT0.4くらいになってて、オイル温度上昇で気泡(沸騰して)が出来てスコーン!!“はいさようならぁ〜〜“となったみたいです!?。だからちゃんと整備して行けと言ったのに、予選ではブースト系の配管抜けてバラバラ言わせてたし、こまったもんです、皆さんブレーキオイルは早めの交換、身をもってお勧めいたしますm(__;m。その頃、トップと2番手は会いも変わらず超高速走行中!!。3番手争いはそういえば前回の第3戦でも同じパターンだったようで、86の後ろから小さなビバーチェがうろちょろと走り回ると言う展開、そしてついに第二ヘヤピン、その軽量さを生かして後半タイヤがタレて来た、船津86のインを突き、ビバーチェが軽量を生かして鋭くそしてクルッと小回りで3位に浮上した。多分船津さん、抜かれる瞬間は見えなかったでしょうね、車体が小さいスーパー7系が後ろから迫ると、「音はすれども姿見えず」と言う事になりまして、前に出られて「あらここから来たの??」てなあんばいになるんですよね、ともかく綺麗にインを1車線開けて、通していただいた船津さん、流石でした。そして終盤、十分なリードを取った鷹取シルビア、突然スローダウン、明らかにペースを落とす!?「あれ鷹取選手、横通選手を待ってるのかな?トラブルじゃなさそうだけどスローダウン走行ですね!?」と放送が・・・。後で聞いたら「同じチームの吉田AE86の前に出たのでコース取りをおしえながら引っ張ってた」そうで、凄い余裕!?(@_@;)しかしまた最終ラップは元のスピードに戻して、08‘DES−TAIシニア全戦制覇のパーフェクトウィンでした!!2番手は毎回タイムアップして挑戦し続けたランエボやんちゃ号横通さん、そして3番手にはその軽るさで後半勝負をかけた阿南ビバーチェが、「しかし船津選手86でよくあそこまで戦えますね、相手は小排気量と言っても完全なレーシングカーですからね」と言われて惜しくも表彰台を逃した船津さん、でも放送席知らないようですがこの86は只者ではない、前回ご紹介しましたが、エンジンもミッションもホンダS2000Vテック搭載の極秘ウェポンなんですから、その後、本物のAE86吉田さんがゴールでした。
そして嬉しい表彰式、なにやら不穏な動きが、トロフィー授与やアパルーサからのお祝い“ワイン”の贈呈も終わり、さぁ〜〜シャンパンファイトと言う時、2位と3位の二人が早くシャンパンくれと催促です。なんと鷹取さんに向け素早く栓を開けると両側から一気にシャンパンシャワーを浴びせます。「うわぁ〜ちょっ、ちょっとまってぇ〜〜」とあわてて栓を開けて反撃に移る鷹取さんでしたがもはや遅く、頭のてっぺんからレーシングスーツまでほのかなシャンパンの香りに包まれてしまいました。
これで今年もお終いです、また来シーズン、九州ナンバーワンバトル、無制限1本勝負!!DES−TAIシニア、是非ごひいきに!!m(__)m
しかし鷹取さん、走る度に速くなっていきますね、今年はDES−TAI以外でもスーパーGTで行われたサブイベント(公認レース)で1等賞でした。スーパーGT300クラス、そのままエントリできそうですよ、そうそうデントミヤスーパー7の宮本さん、スーパーGT富士の最終戦も見事ポルシェGT3で完走していますね、これも凄いです。DES−TAIには過去に、D1チャンピオンやこうしたビッグレース経験者も遊びに来ていただいてます。そして九州の記録はDES−TAIから生まれています。DES−TAIシリーズ是非皆様のご協力で来年も再来年も沢山のご参加がいただけますようによろしくお願いいたします。

   

 

08 DES−TAIシリーズ 最終戦リザルト

 

EURO CUP

優勝 瀬戸 貴司 くるくるMクーペ
2位 鶴丸 健士 BrningCraneM3
3位 吉村 芳和 ポルシェ944T CUP



DES−TAI シニアCUP

予選ポールタイム
鷹取 剛司    TAKATORIシルビア 158665

優勝 鷹取 剛司 TAKATORIシルビア
2位 横通 英治 ランエヴォやんちゃ号
3位 阿南 宏 ビバーチェ


DES-TAI年間ベストタイム

ドライコンディション  鷹取 剛司 TAKATORIシルビア  1分58秒665

ウェットコンディション 鷹取 剛司 TAKATORIシルビア  2分09秒269

EURO年間最多入賞  吉村 芳和 ポルシェ944T CUP