DES-TAI第三戦

春の天気は気まぐれ!?3日と晴れ間が続かないそうですが、開幕の3月30日、この日も、前日からの雨を引っ張り、下界はどんよりとした曇り空、さてどうなる事かと少々心配です。今日、私はおじゃま虫(賞典外参加)ばかりじゃ皆さんに悪いと裏方に徹する事にして、アパルーサからテストを兼ねて、M6でワインディングを楽しみながら行く事にしました。それで今年の桜の下でのフォトはシュニッツァーじゃないんですよ(^^ゞ KWのバージョンVのサスのセッティングの調子伺いもあったんですが、これがなかなか!!自分でもようやく納得のセッティングになりまして、硬からず軟か過ぎず、このままニュルのオールドコースに行こうか!?と思うくらいの気持ちよさ!!(行った事ないですけど・・・プレステならもう数百回 ^.^; )、旭志から菊池水源に抜けるワインディング、まるで水を得た魚のような走りでした、ハーフスロットルで十分、余裕のV10サウンド響かせて、まぁ〜オートポリスまでの楽しい事!!それでも感覚的には灰色竜巻号と遜色ないペースに感じましたけどね、流石M6!!(^^)

てな話はどうでもいいでしょうが、山を登るにつれて、路面は濡れて、霧が漂ってきます、うぅ〜んやばいなぁ〜〜と思いながら受付開始の10時30分頃オートポリス到着、もう参加者の皆さんはとっくに到着、『遅いよ!!受付まだ?』とお叱りを受けたりして・・・、オートポリスは小雨、霧少々と言う感じ、でも天気予報によると、このあとだんだん回復傾向だとか!?、他のレースも
ほぼオンタイムに近いところで進行中だそうです。今日の参加台数は総勢17台、うちナローポルシェで参加予定だった、片山さんが、年度末の為、仕事が忙しすぎて準備不足、よってマシン・人間ともに体調不良で、車にドクターストップがかかり今日は見学、16台による戦いとなります。とは言え因縁の同県対決!!、アルテロッソフェラーリとオグネット997ポルシェ、またN1クラスの博多は中洲の覇権争い??もあり、けっこうな盛り上がりのようです。気温は低めですが、パドック内は熱気で、ムンムンはしてませんけど、早くもお互い駆け引きが・・・。SSクラスは無冠の帝王、遠藤マッドポルシェや韋駄天スーパーセブン広本、オープンツーシーター藤本ロータス2イレブンとだれが表彰台に上がれるのか?非常に興味深いです。下位N−2クラスには、何時ものゴルフが間に合わず、去年秋に手に入れた街乗り仕様のM3B(緒方)や同じく北九州から参加の上田M3B、そして雨ならうれしぃ〜(^^)と言い切る藤尾AMG、これ完全なドノーマル、タイヤもサスも!!でも雨になると現代のベンツあなどれない、その安全デバイスを駆使して、去年はこれこそ伝説のドシャ降りDES−TAIで3位表彰台、あの加速はSSクラスにも劣らないとんでもないパワーでした(@д@;) 去年から栽培中のキノコを引っさげてやって来たのは瀬戸さん、自慢のくるくるMクーペでキノコ栽培中??そうなんですよ、フロントスポイラーにどういうわけか、キノコが生えています!!、このフロントスポイラー、なんと木製!!ベニヤ板らしいのですが、  ====⇒
ご覧のとおり、りっぱなキノ コが生えています”^_^”

取り除こうとしたら、『取ったらダメェ〜〜、これ育ててるし、勝ったらこれでキノコご飯』だそうです。どうせ何時か、スポイラーバラバラにするかもしれないの自家製で作ったらしいですがまさかキノコ生えて来るとはねぇ〜〜??なかなかお茶目です(*^。^*)
予選はお昼の12時過ぎから、その頃になると微妙に路面は濡れてはいるけど、雨は降ってない!!さて15分間雨は落ちてこないのか?それともまた雨粒が・・・??、これなかなか難しい問題、SSクラスにはですけどね!!
Nクラスは雨が降ろうと、カンカン照りだろうとタイヤは交換するもの無いし
べつにぃ〜〜ってな事なんですけど・・・、トップクラスはレインタイヤかスリックにするか??、F1チーム並みに空眺めて、タブレットで天気読んだりとあわただしい!?、予選コースオープン間際までギリギリの選択劇!!
いよいよコースオープンの時間、なにやら空があやしくなってきています。でも雨粒は落ちてきません、各車、どんな作戦なのか?早めにタイム出しに行ったがいいのか?それとも路面が少しでも乾くまで、慎重に行くのか?これは難しい展開です。やがてオグネット997を先頭にコースイン、以外とゆっくりで皆さん路面の様子見でしょうかね!?しかぁ〜し、ここでアウトラップの3コーナー、アルテロッソフェラーリが早くもクルリとスピン!!悩みに悩んで出した結論(スリックで行く!!)が裏目??・・・^^; 1周目のストレート、みんな団子状態、クラス関係なくおそるおそるの走行のようです、完全なウェットではないしそれでもガンガン踏めるかと言うとそうでもない!?難しいブレーキ・アクセルワークが要求されてるようですよ、私は見学ですから・・・気楽なもんで(^0^ゞ。ところが走り出して間もなく、どう見ても白い悪魔がドドドッと突然覆いかぶさって来ます、見る見るうちにモニター画面では走行車輌が確認出来ないほどに、でも走ってたらそうでもないんだろうと思っていましたが、僅か3周目にして突然の赤旗です!!いやぁ〜まいりました、一瞬にしてコースは霧に覆われて・・・、最終コーナーからヘッドライトがぼんやり見えて、仕方なく残念そうに各車ピットレーンに入ってきます。霧は一向に晴れず待つこと10分残念ながらタイムオーバー視界不良でプラクティスセッションは中止決定となりました。

結果、予選順位は2周目の計測ただ1周のみ、そりゃもうカオス状態です、その中で見事ポールを獲得したのは山元ブラックフェラーリ、N−1クラスながら何がなんだかわからんうちにポール!!2分15秒734、これ、まだアタックしてないタイムですよね!?でも最速でした!(^^)!、2番手はマッドグリーンのド迫力遠藤ポルシェが2分16秒398、3番手はオグネット997小串が2分18秒882と言う結果、1周目にスピンしたアルテロッシフェラーリは2分23秒779と言う本人も驚く驚異的なタイム??で5番手に、とにかく皆さん、手探り状態での走行だったらしく、10m先の車が見えない、ブレーキランプ見て驚いてコースアウトした!!なんて、突然の霧の襲来に右往左往だったらしいです。最下位16番手を引き当てたのは、これまたビックリの大殿ポルシェ964、タイムは3分6秒088とひとり3分台!!スバラシ(^v^)、いやね!?実は2周目霧のためか??途中スピンアウト『ようし次の周から・・・<`〜´>』と気合入れなおしてストレート通過したらおしまいだった!!と言うことらしい?とにかく皆さん、ドタバタで大変でした、ほとんど車が2分30秒から50秒台と言うDES−TAI始まって以来の伝説的予選タイム、でもこの予選結果がその後、いろんな楽しいバトルを産むことになるんですけどね!?(^_-)-☆

決勝の進行は午後3時30分過ぎから・・・、気まぐれな春のお天気も徐々に寒いながらも回復傾向にあります。コースもゴールドカップツーリングカーレースまではウェット宣言がされましたが、レース中ほとんど路面は乾いた状態になっていったようで、DES−TAIスタート前のモニター映像では、ところどころ黒く濡れているようには見えるものの、さほどタイムにも影響は無いだろうという判断で、レース前のウェット宣言も出されませんでした。さて、これで大変なのはスタートです、オートポリス側からもタイム差があるマシンが入り乱れてグリッドにつくので、十分注意して・・・と言うお達しが、そこでドライバーをパドックに集めてお説教!?あ!!いやブリーフィングを・・・(^^ゞ まずは全車ライトオンの指示、それから『スタートから1ヘヤ辺りまでは大混乱が生じる可能性もあり、車間距離や車輌の周りを十分注して欲しい、明らかにタイム差があるマシンが後ろから来る場合があり、そういう場合は抵抗せずに速やかに道を譲りましょう』と言うもの、一見レースとしては変な話かもしれませんが、参加車輌の金額と 性能差を考慮すれば、皆さんご無事にお帰りくださいませm(__)m、という切なる願いではあるんですよ!!
ピリピリピリィ〜〜〜〜と言う笛の音とともに、全車パドックから決戦の場へと移動していきます。1周して各自グリッドについていくはずですが、今日はどうも回ってくるスピードが遅いようです、どこが滑るのかどこが乾いてるのか?確認しながらのコースインのようですね!?、そしてみんなグリッドについていく、『え??俺こんな後ろ??』と驚くもの逆に『バババ!?見晴らしのよか、ネェちゃんのはっきり見ゆっ\(◎o◎)/!』とビックリなのか喜びなのかようわからん人も・・・(^0^) 空はどんよりとしているものの、もう霧も雨粒攻撃も心配要らないでしょう、グリッド上では、何時ものようにオグネットチームは応援団が繰り出して、華やかです。ポールについたのはブラッツクフェラーリ、その横左後ろには、マッドグリーンのポルシェ、3番手、オグネット997、4番手には白の首藤フェラーリ、こちらはNクラス、そして5番手アルテロッソフェラーリSSクラスと入り乱れています。

そして、Nクラスの瀬戸クルクルMクーペ、7番グリッドにはドノーマルで頑張る藤尾C63AMGが、博多ファイトクラブ山崎993はくるくるMクーペの真後ろ、大殿911も慣れない最後尾についてドライバー紹介、そして1分前で全車エンジンに火が入ります。あれれ?そういえばスーパーセブンの広本さんがいません??何かトラブルのようでグリッドについていないようです、そしてグリーンフラッグが振られ、フォーメーションラップがスタートしていきます。スタート前、博多ファイトクラブポルシェの山崎さんに『フライングダメよ(^_-)』と声かけていたんですが、実は去年の最終戦完璧なフライングスタートでぺナルティーを取られ、せっかくの表彰台をパーにしてしまっています。DES−TAI は模擬レースですがその運営は公認レースと同じ、ルールに容赦はないんですよ。特に今回は予選の混乱である程度いつもなら予想通りのグリッドなんですが、何時もは前にいる速い車が後方にいる事もあり、特にスタートは要注意なんです。先を急ぐ気持はわかりますが、スタート直後の混乱が一番心配なんです。
そしてゆっくりと先頭のブラックフェラーリが所定のポジションに帰ってくる、各車エンジン音を響かせて今や遅しとシグナルを注視!!場内放送『さぁ〜いよいよスーパーバトルが始まります、フェラーリかポルシェか1コーナー注目です、今レッドシグナル点・・・あ!!消えたぁ〜〜』と、そうなんです、シグナル点灯が短い!?一瞬意表をつかれた様にひと呼吸置いてみんな動き出したような??お陰でスタートは混乱もフライングも無く皆さん綺麗に決めてくれました!!(^−^)

1コーナーにはポールのフェラーリを先頭にほぼ順番通りの隊列で侵入していきます。ドノーマル藤尾AMGもそのパワーにものを言わせて、軽量レーシングマシンロータス2イレブン藤本を抑えて進入していきました。見てる方としては『やれやれひと安心』と言うところですが、これからが激しい!!加速はほぼ変らないにしてもタイヤの性能差が・・・、トップを走る、山元フェラーリはNクラス、タイヤはSタイヤ、追っかけるポルシェ2台と赤いフェラーリはSSクラス、すべてドライ用スリックタイヤ、こうなるとコーナリングスピードは相当な開きが・・・、それは下位クラスも同じで、Nクラス大集合の中段は赤いAMGの後ろに長い車列が、誰か『さぁ〜大名行列始まったぞ』と言ってましたが、まさにそのとおり、コーナーではやはり無理があるAMG、でもその加速は!?おいそれとは追いこせない、それで長い行列が出来るというわけです、そして1台ずつ隙を見つけては抜いていきます。先頭集団は4台、ものすごい接近戦、でもこの辺りはベテラン揃い、安心して楽しめます(^^)1周目のグランドスタンド前、黒いフェラーリの後ろにSSクラスのマシン3台がスリップなんていらねぇ〜!!と横1列!!『うわぁ〜〜ポルシェ2台にフェラーリ2台!!チキンレースだぁ〜!!だれが1コーナー先に行くんだぁ??、ブレーキ、ブレーキあぁ〜〜〜38番ポルシェが・・・タイヤスモーク出たぁ〜〜』とアナウサーも大興奮、横1列のど真ん中から小串オグネット997が渾身のブレーキングで一歩前へ!!山元フェラーリも綺麗に道を譲ってここでトップに立つ、いやいや見ごたえのあるバトルでした、それにしても山元さんNクラスでこのマシン・ドライバーを相手に1周持ちこたえたというのも素晴しいです。
でもここだけじゃないんですよ、この後ろでも、面白いこれがレースだというバトルが繰り広げられていたんです。白いフェラーリを頭にポルシェ2台とBMW1台がからんでの先行争い
抜きたい、いや抜けない、でも行きたい、どこで??あら後ろから来た、しまった!先いかれた、今度こそ・・・なんて、はやる心を必至に抑えてのバトル、これが本当のレースの大気味かもしれません。モニターでも、トップ争いが一応落ち着いたと見て、こちらのバトルをずっと追っかけていましたからね、まさに手に汗握る、接近戦でした!!。でもお互い紳士、接触は無し、クリーンな戦いでした、と言っても当人はどうなんでしょうね!?パッシングしたり、手を上げたりといろいろ工夫して『抜かせてお願い』と訴えかけた人もいるようですが、そうもいかない何せ同一クラス、同一周回ですからね!!先頭走ってれば後ろが気になるでしょうし、真中にいれば昔の歌じゃないですけど
『後ろから前から・・・♪♪\(◎o◎)/!??』突っつかれ攻められるわけですからね、いやいや気力勝負でしょうか??その頃3周目の第2ヘヤピン、先行許した3台のSSクラスマシンを必至に追う山元フェラーリがタイヤの限界か?ついにクリップ付近でハーフスピン!!3台から距離を取られてしまう、残念、その3台の争い徐々に差が開いてストレートではオグネット997が約ストレート半分のアドバンテージ、赤いフェラーリの10m後ろにマッドグリーンのポルシェと言うフォーメーションに・・・、そして激しい戦いが続くNクラスの2番手争い、ここは表彰台をかけた4台の争いです、最後尾から駆け上がってきた大殿911、博多ファイトクラブ993、くるくるMクーぺ、それを必至に抑える白いフェラーリ、と言う図式、ストレートではフェラーリが差を開き、コーナーでその差を詰められる、そのうちここも意を決してまず大殿ポルシェが先行する、俺も行かせてと今度は赤白BMWとポルシェがグイグイ押しまくる、そしてまた白いポルシェが抜け出す、最後に残った瀬戸Mクーぺ、もうヘヤピンでは内側のダートまで落ちて抜きにかかるがこれがなかなか抜けない、ストレートではどんだけ踏んでも追い着けない!!先に行った連中はもうみえなくなるぅ〜〜てな感じでしたでしょうか、でも見てる方としてはとても面白かったです!(^^)!、その頃安定したかに見えたトップですが、一時はもうこれで決まりとだれもが思ったでしょう、快調に飛ばすオグネット997、そして3番手で怒涛の追撃を見せていた遠藤グリーン964ですが、実は昨日シェイクダウンしたばかり、そのマシンが悲鳴を上げた!!ヘヤピンを回る途中でシーケンシャルシフトが入らなくなるというトラブル発生、仕方なくコース外に出て自主的リタイヤ、これも残念、しかしこれで後を気にする必要が無くなったアルテロッソフェラーリ、徐々にだれも気づかないまま、ペースを上げていた、同じ県(大分)のよしみ、そうは簡単に勝たせてあげないよ!?とでも言うかのようにまるで計算ずくのような追い上げです。場内放送も『おや、気がつかないうちにアルテロッソ選手、小串選手に近づいてきてますよ?これもしかしたら??いや無理かな、でも毎周確実に差を縮めてます。トップの小串選手気がついてるんでしょうか??、まぁ〜ここがアマチュアレースの面白いところかも、ピットサインなんて出ませんからね、後ろは皆目わからないですしね、さぁ〜両方とも頑張れ!!』だそうです。その頃、今日がポルシェでの初レースとなる丸山さん、ジェットコースター下りきった先の右コーナーを曲がりきれずコースアウト、後で聞いたら今までのプジョーと違い重いしブレーキが抜けそうになって・・・と言うことでした。レース中のアクシデントはこれのみで、2台とも車輌の被害報告はなし、良かったです(^^)、さていよいよ佳境にいるDES−TAI開幕戦、さぁ〜お立会い、残り3周!!ここからがハイライト!!
少しづつ少しづつ差を詰めていくアルテロッソフェラーリ、残り3周でもうオグネット997も気がついたでしょう!?、差はやく20m(0.8秒)となりました、そしてその次の周、差は10mに・・・。さぁ〜〜場内放送も大変、私もモニターに釘付け!!、『おぉ〜〜っと、1コーナーの飛び込みインからフェラーリ、抜けない、でも今の見ました!?インのゼブラの上でブレーキングしてましたよ?もうギリギリ攻めてますねぇ〜〜今度は3コーナーフェラーリアウトから行くか?いやいやこれはフェイクでしょう、まだだ、ヘヤピン真後ろに着いたぞ、そのまま100Rに駆け上がる、抜けない抜けない』『2ヘヤどうだ??今度はインから飛び込む。いやアウトにでた、クロスラインか??』これまた高度な駆け引きが続く、残りはあと1周半、こりゃ便所にもいけない!!おしめほしいぃ〜〜〜!?いやそれはどうでもいいけど・・・(^^ゞ
とにかく凄い、アルテロッシ選手、先に行われた岡山国際のポルシェGT3カップで表彰台、しかも限りなく2位に近い3位だったらしい??どうも追い上げがすきなんでしょうか(^.^?、素晴しい気迫で攻めダルマ!!、2へヤを過ぎ、ジェットコースターを駆け下る、インに潜り込もうとする赤いフェラーリをアウトからスパッとかぶせて防御するポルシェ、この周もやはり抜けないのか??上りセクションをテールツーノーズで駆け上がってくる2台、そしてブリッジ下を抜け左コーナーを抜け最終コーナー入り口付近、2台が並んだ!!そしてアウトから渾身の一発芸??、お尻出しながらフェラーリがまくりたてる、そしてそのまま並んで最終コーナーへ突入、ここでついにアルテロッソの技か根性勝ちか!?、ストレートにオグネットポルシェを従えて飛び出してきた!!いよいよ最終ラップ、今度は完全にスリップに入ったオグネット997が1コーナーをうかがう、その1コーナーのブレーキング、今度はもう同じ徹は踏まないとでも言うようにフェラーリ、ギリギリのブレーキング、車体を左右に震わせて何とかオグネット997を押さえ込む事に成功、さぁ〜あと3分の2周です、でもまだわかりません、ちょうどその前方にはまだ抜けないフェラーリを攻めまくる瀬戸Mクーペがバトル展開中、先にヘヤピンを回りこむ2台、またまた瀬戸Mクーペはイン側ギリギリのコースの外まで使ってもぐりこもうとするも、フェラーリそうはさせない!?、そして100R飛込みでようやくフェラーリにインから並びかける事ができた、でもフェラーリの加速は鋭い、そのまま併走して2ヘヤへと向かう、その真後ろには激しいトップ争いをする2台が・・・『さぁ〜あと半周ですがまるでスーパーGTのように先頭争いをする500クラスの前に300クラスのマシンが道をふぐぅ〜〜・・・さぁ〜どうなる??ここでポルシェが並びかけるか、道はひらくのかぁ〜!!』と大絶叫!!、でもここは皆さん紳士です、フェラーリの首藤さん、少しさがってイン側をトップ争いをする2台に空け渡してくれました。これで2ヘヤはそのままの体勢でクリアー、ジェットコースターを渾身の力でアクセル抜けんばかりに踏み込んでフェラーリとポルシェが駆け下る、ここで勝負あった!!そのままついに決着、この素晴しい戦いは、フェラーリとポルシェの突き抜けるような排気音が重なり合ったままフィナーレを迎えました。その頃、大激走の黒いフェラーリ山元さん、3位走行中でしたが、ついに力尽きたか!?徐々に追い上げてきた黄色いロータス2イレブン(藤本)に攻め落とされてしまい総合の表彰台を逃してしまう。そのロータス2イレブン藤本さんは念願の表彰台です。
これで総合は1位アルテロッソフェラーリ430チャレンジ、2位オグネット997CUP、3位ロータス2イレブンとすべてSSクラスのマシン、4位でN1クラストップはMASCALZONE430黒のフェラーリ山元、その後ろは最後尾からの追い上げ、大殿ポルシェ911、博多ファイト倶楽部ポルシェ(山崎)、最後までフェラーリにてこずったくるくるMクーペ(瀬戸)は残念ながら置いてけ掘りで、表彰台上がれず、楽しみのレースクイーンの谷間も拝めず、残念<`〜´>!!、しかしDES−TAIの歴史に残るナイスファイトでした、それは1等賞だけじゃなく全体見ていてどこも楽しめたレースでした、ほんと見学でよかったです(*^。^*)

レース終了後、


総合の表彰台、何時もながら楽しい表彰式でした



『くやしいぃ〜〜(><)また勝てんだった』と悔しがる小串さん、『いやいや最初ズバッといかれたらね!!タイヤ暖まる前でおっかけられなくて、周回ごとにだんだんグリップ戻ってきたからね、面白かった、最後はお尻ぶれてヤバッ(@д@;)て思ったけど大外がり成功ね(*^。^*)』とアルテロッシさん、小串さん『だって途中でペースおとせぇ〜落とせぇ〜〜ってインカムでつぶやくからぁ〜〜』『あっ聞こえてた!?(^v^)』と二人冗談こいてましたが、この二人の同県対決、まだまだ続きそうですよ、そして本当に新たなレジェンドの誕生ですね!!今日のレース、タイムじゃなく本当のレースの面白さを見せてくれました、路面状況もありタイム的にはベストラップオグネット997CUPの1分58秒440でしたが・・・・??
いやそれでも2分切りってる ^^; やっぱ速かったんだ!!\(^0^)/
バトルの面白さ、十分見ごたえのあるレース展開でした、お陰でモニターから離れられずにションベンちびりそうに・・・。

 

総合優勝  
 6) アルテロッシ  アルテロッソフェラーリ430チャレンジ

2位
 38) 小串康浩     OGUNET997CUP 
3位
 11) 藤本公之   ロータスツーイレヴン    

  こちらは、Nクラスの表彰式、2・3位争いは激烈!?

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4位 (Nクラス優勝)               
7)  山元浩二     MASCALZONE430        
5位 (Nクラス2位) 
9)  大殿純央    9911C2
6位 (Nクラス3位)
 24)  山崎善之    博多ファイト倶楽部ポルシェ

※ 予選ポールポジション  2分15秒734
7)  山元浩二  MASCALZONE430

と言う結果でした!!桜とともに始まった今年のDES−TAI CUP、またひとつすばらしい語り継がれるバトルを生みました 。
安全で楽しい、インポート仲間のサンデイミーティング、これからもDES−TAI戦士の皆様とともにレジェンドを積み重ねて行ければと思います。どうぞ次回、第2戦(5月18日)でもまた素晴しいバトルを期待しています、それではまたオートポリスでお会いしましょう(^−^)/

最後に怒涛の車載映像を・・・


博多ファイト倶楽部ポルシェ 山崎さんからお借りしました



怒涛のトップ争いを演じたオグネット997CUP 小串さん
(スタート1周目と最終ラップのダイジェストです!!)


それからレースの模様をオートポリスのモニターからアナログで撮ったビデオがあるんですが、今回のは面白いんでしばらく アパルーサにおいておきます。見たい方はアパルーサまで面倒ですがご足労下さい、レポートに添付する事は出来ないそうでなかなかこの辺は権利関係があり面倒なんですが、個人で見る分はいいそうです、盗み撮りしてるわけじゃないですけど暗黙の了解で、オープンにはできないんです。でもマジ面白いですよ今回のは・・・(^−^)

いつも副賞を提供していただくプーマモータースポーツの旗を中心に参加者全員のさわやかな笑顔の記念撮影で締めくくり!!