DES-TAI第三戦時は過ぎて、平成26年8月3日、場所は台風の影響が残る、九州はオートポリスインターナショナルサーキット
今日は、韓国スーパーレースのスーパーサブとして九州名物DES−TAI第3戦が行われる日なんです。まぁ〜大げさに言うとそんな感じなんですが、何でこういう昔の話をするかと言うと!?それはまた後ほど・・・(^_-)

前日からの雨も少しだけ弱まって、オートポリスは何時ものレース開催日とは少し違う観客でにぎわっていますよ!?、なんてったって韓流ファンのおばさまたちには、生で韓流スターを間近で見れるチャンスなんですからね、

そりゃぁ〜もう何時ものカメラ小僧やレースファンと気合が違いますよ!?、なんと朝もはよからピットウォークのために、パドックに長い列を作って、雨が降ろうが風が強くなろうがじっと耐える、けなげなおばさま方がほとんどと言う、異様な雰囲気!!お目当ては韓流スターリュー・シオンただひとり!!スーパー6000クラスと言うストックカークラスにチーム監督そしてドライバーとして参戦してるんです、その為、40〜50代のファンがレースそっちのけで場違いなサーキットに押し寄せたという次第です。ごらん下さいこの群がりよう!!このピット以外は閑散としてましたからね、そのリュー・シオンはご存知の方もいらっしゃると思いますが、写真右から2番目のドライバーです。何時もの  ピットウォークなら主役は、レースクイーンでカメラ 小僧が群がるんですが、今日は、脚立まで  用意して万全の体勢のおばさま連が 二重 三重に取り囲んで、 レースクイーンも手持ちぶたさという感じですよね(^.^)、 中にはDES−TAIのピットまで来て「ここは何の車?、だれが乗るの??」と目を輝かせて見に来るおばさまも・・・、「ここは九州地元の人たちですよ」と言うと{なんだ日本人だって!!}とそそくさと去っていきました・・・^^;

グランドスタンド裏では何時ものようにドライバーのトークショーやK-ポップのグループのステージ、そして韓国の綺麗どころのお披露目と、スーパーGTと同じような賑わいですが、観客はうら若き?高齢の女性が大半でした。
これが国際レースなんでしょうね!?ピットでもパドックでも、ハングルが飛び交って、メインレースのマシンも始めてみるようなマシンばかりですしね クラスはトップカテゴリーがスパー6000と言うアメリカンなストックカーとGTと言う2クラス、日本のスーパーGTのように、一緒にレースをやりますが、周回数はスプリントだそうです、また各クラスの前にペースカーが付いてのスタートだそうです。晴れてたら
1分40~45秒前後をたたき出す実力だそうで、スーパーGTで言えば500と300の間にはいりそうな実力だそうですね、日本で1戦、中国で2戦が海外ラウンドで行われるそうで、韓国のトップカテゴリーだそうです。日本人ドライバーも参戦していてフォーミュラーニッポンでお馴染の井出雄二選手の名もありました。

とまぁ〜サポートイベントの話題はここまで・・・えっ!?、いやいやDES-TAIがサポートイベントでした(^^ゞ
でもね、今回はメンバーも含めて素晴しいレース展開が予想されるんですよ、総参加台数22台、アルテロッソレーシングからはフェラーリ430チャレンジが2台、ポルシェ997CUPが2台、その他、ポルシェ勢がNクラスに10台、今回懐かしいポルシェ944TCUPやマシンを入れ替えた博多空冷丸なども、そしてBMW勢も今回SSクラスにE36M3BのボディーにS54(E46M3用)の心臓を移植した、トレドハンコックM3岡本がシェイクダウンで挑戦する他、BMWE46M3CSLの椿、こちらはポルシェ964RSからのお乗換え、そしてアイディングS3を駆る脇、またAUDIS3でポルシェ使い河野ジュニアが参戦!!それにこちらもゴルフVのレースマシンでSSクラス挑戦の緒方などの九州のEUROドライバーが勢揃い、もうレベル高すぎで私は今回も見学に(スタッフですしね )徹する事にしましたぁ(^л^ゞ

今日は午前中の早い時間に予選が行われます。入念なドライバーズミーティングのあと、いよいよ予選の開始時刻です。しかし路面は乾く気はなさそうで、激しい雨はないものの、どちらかと言うと路面は鏡のようでツーツーレロレロとなりそうな感じです。こうなるとタイヤが非常に重要なファクターです。NクラスのほとんどはSタイヤ、SSクラスではレーシングレイン」を装着したマシンもあります。さてさてどういう結果になるのか??
各車、爆音響かせてコースに飛び出すというより、慎重にコースインして行きます。「雨あめ降れふれ♪♪(^^)」と嬉しそうなのはドノーマルAMGの藤尾C63!!雨が降ればフルデバイスで安定して走れるらしいし、コーナーも差がつかないということらしい??それにしてもノーマルといえどもそのパワーにものを言わせての走りは後ろに付きたくないと思う人も多いのです、とにかく抜くのに苦労する1台です。

また、何時もは黄色いポルシェ996CUPでトップ争いに絡む、片山も今回マシンが間に合わず、ナローポルシェでNクラス、3リッターNAと言う旧車でどこまで戦えるか!?雨がうれしいひとりかもしれません、逆に雨がいやな人も、今回初登場の増藤スーパーセブンは、昨日の練習走行には幌をかけて走行していましたが、今日はオープンでの走行です、スーパーセブンといえば広本スーパーセブン!!前回は表彰台ゲット絶好調のはずですが、「雨には勝てない、コクピット水浸しになるもん」とエントリーしていたものの。安全の為出走取りやめリタイヤとなりました。

予選は何時もと同じ15分間、水しぶきを上げながらのアタックが続きます、ところが2周目、オグネット997CUPが早々とピットイン、そのままピット内に引っ込んでしまいました!?何があったのか??そしてまず最初にベストをたたき出したのがアルテロッシ430チャレンジ、2周目に2分08秒896とただひとり10秒を切って4周で引き上げていきます。そして2番手は最後までアタックの手を緩めず6周目、首藤430チャレンジが2分10秒415でフェラーリ最前列フォーメーションを確立してチェッカー、3番手は並みいる強豪やポルシェ勢を抑えて岡本E36M3改がゲット、しかし18秒台と前のフェラーリ勢には遠くおよばない!!Nクラス最速は大殿ポルシェ、その後ろに椿E46M3CSL、ポルシェから乗り換えてこちらもシェイクダウン走行で、6番手ポジションを確保、その後ろには小排気量ながらウェット路面にFFの効果なのか緒方ゴルフVが大健闘の7番グリッド、そして最後尾はなんと!!2分59秒379で小串オグネット997CUP、これマジ??、どうしたの??と調査しに行ったら、どうもリヤのコントロールアームかなんかが緩んでて、リヤが勝手にハンドル切ってくれたそうで、雨より始末が悪いとピットイン、ナットのゆるみが原因だとか??、しかし今日は条件が悪く予選をそのまま信用できませんよね、はたして決勝はどうなるのか?フェラーリに勝てるマシン見当たらなさそう、唯一絡みそうな、いや間違いなくからんでたオグネット997が最後尾に回るし、こりゃ3位争いがどうなるかだろうね!?なんてパドックスズメ予想に余念がなくピーチク・・・そして、いよいよ決勝は11時30分から!!この時間が微妙だったんですよ!?

その前に特設ルームで決勝前のミーティング!!
今日はアルテロッソチームのレースクイーン(純国産)も
お手伝いいただいて、華やかな雰囲気(*^。^*)
今日の表彰式は何時もと違いストレートコース脇にある、メインポールで行われます、それでこのかわいいレースクイーンのやまとなでしこから何かご褒美があるかもしれないという、淡い期待で皆さんにムチを入れておきました(^^ゞ
その席でポールのアルテロッシさんが「えぇ??この3番手

だれ?BMWなの(゜.゜?)と怪訝そう、「ハイあたし"^_^"」と岡本さん、「あ、あれ去年雨の日の・・・」そうなんです、岡本さん、去年のスーパーDES−TAIドシャ降りのレースをディランティーポルシェで制した、雨のスペシャリスト!?なんですよ、「いやぁ〜雨のお陰で・・・(^^ゞ)と謙遜してますが、今回はいかんせんパワーに差がありすぎの感有りではあるんですけど、天候次第では台風の目は間違いない存在のようです

そして、いよいよコースインの時間です、路面はだんだん乾いてきて予選時よりタイヤのグリップは良さそうです
でも上空には低く雲が垂れ下がってきています、天気予報は昼ごろオートポリスは一時的に強めの雨を予想しています。
各車、何時ものように1周してグリッドについていきます。でも今日はいつもより華やかです。場内放送の選手紹介もテンション高い!!、やがてピリピリピリィ〜〜、ホイッスルが吹かれ、総員コース上から退去、頑張ってと熱くドライバーの手を握り、また笑顔でレースクイーンが去っていきます。そして各車、エンジンに火を入れて、ハートにも火を入れて、いよいよ1周のフォーメーションラップへとグリッドを離れていきます
果たして、天候は?路面はどうなのか?、タイヤのグリップを確かめるようにマシンを振り、加速を試しながらポールのアルテロッソフェラーリを先頭にコースを進んでいきます。次にグリッドに着けばもう待ったなし!!
そして最後尾のオグネット997CUPがゆっくりとグリッドに帰ってきて「さぁ〜そろいましたぁ〜」と場内アナウス、そして後方で勢いよくグリーンフラッグが打ち振られ・・・


スタート!!「レッドシグナル消えたぁ〜フェラーリ2台鋭いスタートダッシュだ!!そのうしろ、2台のポルシェがBMWを挟みうちぃ〜〜」と場内アナウスも絶叫!!

今日は綺麗なスタートが切れました。2台のフェラーリがスルスルスルと前に行く、その後ろではRRを生かして Nクラスの大殿ポルシェが岡本E36M3改の前まで加速していく、1コーナー2台のフェラーリが先行、その後ろでポルシェが先行、BMWのアウト側にも白い997CUPが並んで1コーナーを下っていった、そしてそのあとは何時ものようにワイワイガヤガヤ、押すな押すな、危ないよぉ〜〜^0^;と皆さん、廻りを見ながらそれでも少しでも前に出ようと押し合いへし合いで通り過ぎていきます。最後尾からオグネット997CUPもちょっと遠慮気味ながら早くも追撃体勢か??、ストレートで数台のポルシェを抜いて来ます。とにかくこの瞬間が一番見ごたえあるし、一番心配するんですよ、F1ほどはありませんが、皆さん大人だし、ちゃんとわきまえているんですけど・・・無事通過で見てる方もホッと一息(^.^)

トップのアルテロッシ430チャレンジはどんどん逃げて、2番手首藤430チャレンジに2馬身ほど差をつける、その後ろでは激しいつばぜり合いが、3コーナーS入り口まで持ち越し、岡本BMWと大殿ポルシェはサイドバイサイドのまま、インにポルシェ、アウト側にBMWと言う体勢のままブレーキングポイントに、あぁ〜こりゃインのポルシェが先行するなと思った瞬間、「すっげぇ〜〜」と思わずモニター見てた全員が簡単の声!!なんとまるでスーパーGTのバトルを見てるかのような、鋭いコーナリングでちゃんと相手を見越してアウトからそのままBMWが曲がっていきます。これで勝負あり、岡本BMWが3位の座を死守、そのまた後方では、スタートダッシュでまたまた数台をごぼう抜きにした、藤尾AMGが数台のポルシェをお供に、通り過ぎて行きます。でもまだまだ団子状態、ヘヤピンでも2列縦隊で曲がって行ってますよ、こりゃ大変だ!!のぼり100Rでは路面は渇き気味とは言え、まだ水しぶきも上がってる状態、ドキドキハラハラ、“ あぁ〜神様、当らんでね“と祈る気持です。

1周目、2台のフェラーリがランデブー、その後ろ少しはなれて
BMWが通過、そして大殿ポルシェに続いて沢山のポルシェが
その中に、椿E46M3や脇E36アイディングのBMW勢も混じっている、そして少し遅れてまたポルシェ、アウディ、ゴルフが通過していく、その間を縫うようにして、屈辱の最後尾スタート小串オグネット997が異次元のスピードでまたまたごぼう抜き!!、果たしてどこまで追い上げられるのか??路面は少しづつ乾き始めているようです。先頭はフェラーリ2台のチームメート同士、ベテランアルテロッシが首藤フェラーリを引っ張る格好、その少し後ろにはBMW岡本が・・・。そのうち、アルテロッシが意図的にか、首藤フェラーリを先にやる、これで1位と2位が交代した格好だ、この頃路面状況はますます良くなる方向に、怒涛の追い上げオグネット997は決勝レース最速となる、2分9秒423を記録して激走、そして2台のフェラーリはレインタイヤ、こちらは路面状況の回復に少々てこずってる様子、岡本BMWが少しづつ前方のレーシングフェラーリに近づいている、

でもその周のストレート、S54エンジン搭載のスペシャルE36といえどもフェラーリの500馬力クラスの加速にはどうにもならない、一瞬にしてその距離は広がってしまう、でも路面も乾き始め、ハンコックSタイヤを履く、岡本BMWはインフィールドになると容赦なく距離をつめまくる、そしてなんと3コーナーS字の入り口から切り返しまでで、アルテロッシフェラーリのアウト側に並びかけ、なんとフェラーリの間に割り込んでいく、しかし第2ヘヤピンを過ぎ下りジェットコースターストレート、ここでアルテロッシがアウト側から並び一瞬抜き返す、そして次は下りきった右コーナー、アルテロッシは有利なイン側を抑えたことになる、ここで私なら普通にあきらめて、“へへぇ〜〜フェラーリ様、御見それしやした、お先にお曲がりくださいましm(__)m”とひれ伏すところですが、岡本さんはそうは行かない、なんせハンコックのテストドライバー、難なくアウト側からちゃんと1台分のセーフティーマージンを持って、一緒に駆け下りコーナー過ぎたところで抜き返してしまいました!!そうなると狙うは首藤フェラーリ!!次の複合左、右右の登りで、左から右のクランク気味になるブリッジ手前の右右の入り口でこれまた、アウトから首藤フェラーリをまくってしまう。そして最終コーナートップに立って赤いフェラーリを引き連れてグランドスタンドへ帰ってきた!!これには見ていた者すべてが仰天、あのポルシェを従えてグランドスタンドにかえってきた生沢スカイラインを見た時のように、あっけに取られそして「おぉ〜〜〜」と言うどよめきが、「なんとBMWがフェラーリを交わしてトップに立ちましたぁ〜〜!!レーシングフェラーリ、そしてなみいるポルシェ勢を従えて、BMWがストレートを駆け抜けて行くぅ〜〜〜 @;)」 と場内放送も大興奮、さぁ〜これで目が覚めたか!?「こりゃいかん、もう遊ばれん<`〜´>」と思ったか、アルテロッシフェラーリが首藤フェラーリと入れ替わり、猛然と本気モード!!「さぁ〜レースは半分あと5周、フェラーりの追撃がはじまるのか!?」「そして最後尾から小串ポルシェが怒涛の追い上げ、10台以上をごぼう抜き!!ベストタイムをたたき出してもうシングルポジション、5位まで来ています、間もなく4位に上がるでしょう??」とレースはクライマックス!!、と!?ここで、ポツリポツリと大粒の雨が・・・そして雨は天気予報通り、だんだん激しくなっていく、各車ガクンとペースダウン、その中でひとりほくそ笑んだかどうかは知りませんが、今日はフルタイム4駆のアウディS3のポルシェ使いの第一人者、河野ジュニアが外から見ててもわかるほどに、一気にペースアップ!!まるで水を得た魚と言うところでしょうか!?、一緒に観戦していた息子さん(16歳)「ようやくお父さんアクセル踏み出したよ、もう間に合わんし・・・」と、すごい観察力です、将来のポルシェのエースかもしれませんね??~~; そしてトップ争いは・・・・・!?、

さぁ〜ここからがお立会い(^0^)/ 
周回数は進み、7周目、ついに怒涛の本気走りでBMWを追い詰めたアルテロッシ、最終コーナーから立ち上がり
スリップもヘッタクレもない、一直線のフルパワー!!

3馬身以上も開いていた差を一気につめます。と!?雨はバチバチバチと音が室内にも響くくらいの激しさに、特にストレートエンドから第一ヘヤピン付近がもはや湖状態??、その1コーナーで事件が起きます。
ほぼブレーキングポイントで並んだ2台、アウト側いっぱいに岡本BMW,そしてイン側にアルテロッシフェラーリ、そして岡本BMWがブレーキ競争で少し前に出る、が、しかぁ〜〜し、「あぁぁぁぁ止まらない曲がりきれないかぁ〜〜??、BMWコースアウトォ〜〜〜〜」とアナウンサーも絶叫、イン側にいたフェラーリは何とかこらえてコーナーを抜けていきます。グラベルに捕まるかに見えた岡本BMW、さすがでした、そのままアクセルハーフで、グラベル奥深くへ、そして大回りしながら3コーナー手前で見事コース復帰、するとその3コーナーS字の外側に、なんとトップに復帰した喜びもつかの間!?、アルテロッシフェラーリがこっち向いてグラベルで止まってます。こちらも足をすくわれたのか!?そしてこの時点でポストから赤旗が・・・
実は、その後ろで大変な事が起きていました!!、3位の首藤フェラーリまで射程に捉えた小串ポルシェ997CUP、最終コーナーでそのフェラーリをしとめ7周目に突入、そして次なる獲物を求めて、ストレートを疾走、1コーナー雨で視界が悪く、早目にブレーキをかけたそうだが、なんか感覚が??、「ヤバイ<`д´;」と踏みなおすもまるで無反応!

ほぼノーブレーキサーフィン状態でグラベルに突進、中ほどでようやくハーフスピン状態でコース側に頭が向いた状態で停止、フゥ〜とひと息ついた瞬間目に入ったのは!?、コントロールを失ってこっちに来る1台のマシン、「あ!!止まれ、ヤバイ、くるなくるなぁ・・・こりゃ来るな!!」とまるでスローモーションのようだったそうです、しかし願いもむなしくフロント左側に、滑り込んできたマシンのリヤがヒット!!「あちゃぁ〜〜いってもうたぁ〜〜」と言うことだったらしい、その相手とは、BMWE46M3CSLの椿さん、こちらもまったくコントロール不能状態であれよあれよと言う間にコースアウト、「あぁ〜そこポルシェがおるぅ〜トットット止まらん・・・曲がれ曲がれと念じたものの、ついにおよばず(―_―)!!」と言うことだったらしい、またNクラスの1位を大殿ポルシェと争ってた河野(光)ポルシェ964Tもこの光景見て、やばいとイン側に行こうとしてこちらはコース上で3回点半のトリプルアクセル!?、イン側のグラベルで無事停止となったそうで、大殿ポルシェはいち早くスピードダウンはしたものの、その回転競技中の河野(光)ポルシェの横をスライドして抜けたと言う。これが岡本BMWのコースアウト後10数秒の間に起こってしまいました。それで危険と判断され急遽赤旗中断となりました、その時点が一番雨が激しかったようで、台風の影響による短時間の集中豪雨だったと言うことでした。コース上のマシンは一旦ピットロードで待機となりましたが、7周回目と言う事もあり、競技長判断でこのままレースは成立と言うハプニングによる結末を迎えてしまいました。(残念 その後すぐに雨はやんでしまいました。
でもほんと凄いレース展開でしたね、結果は7周回目の順位と言う事で、見事DES−TAI始まって以来、史上初!!並み居る高性能スポーツカーを押しのけて、BMWがDES−TAI総合優勝、しかもメインポールの表彰台のテッペンに上がる事になりました(^^)/

そして総合3位には7周目を3位で通過した小串さん、オグネットポルシェ997CUPが、Nクラス優勝は、これもトリプルアクセルを決めた河野(光)ポルシェ964T、2番手には常連大殿ポルシェ、3番手は、「今日は恐いからリタイヤしていい??」とスタート前に弱音吐きながら、なんと表彰台ゲットの久保ポルシェ993CUPと言う結果になりました。

※E36M3Bに、E46M3用のS54エンジンを載せたスペシャルマシン

何はともあれ、同じSSクラスとは言えハコのBMWが排気量も違う完全なレーシングカーのフェラーリ430チャレンジをコース上で抜いてトップに立つという、快挙です!!一流の腕前の岡本さんのドライブとは言え、タイム差10秒は当たり前と言うマシンで悪天候の中、本当にガチンコで前に出たわけですからね、これはまたDES−TAIの記憶と記録に残る戦いでしたね

表彰式

今日は晴れがましい、メインポールでの表彰式です
入賞マシンもコース上に誇らしげに止めてあります
残念ながら総合3位入賞の小串さんのポルシェは
並べる事ができませんでしたが、本人は元気に
表彰台に上がってくれました。2位に終わったアルテロッシさん「まさかBMWが来るとはね、ちょっと反省
しかし、あそこで雨降るか!?おい」と少々悔しそうでしたね



総合優勝 (SS) 岡本克彦   トレドHANKOOKM3改3.2


2位 (SS)    アルテロッシ   ALLONE SPLINTアルテロッソF430CH
   
3位 (SS)   小串康博     OGUNETアルテロッソ997CUP

 



Nクラス優勝     河野光哉    964ターボSフロムバイザッハ
   
 2位    大殿純央    ポルシェ911カレラ2

 3位    久保孝治    ファクトリーナイン993CUP

 


不幸な結果に終わったお二人ですが・・・ (-_-;)

 

 

 

 

 

でも、めげていませんでした!!終了後、椿さんが小串さんのところに謝りにこられました
もちろん故意ではありませんし、ミスとも言えない状況でした。
これこそ不可抗力ですよね、そこは十分わかってる小串さん「いやいや怪我なかったですか?
これがレース、うんうん仕方ないしレースですからね!!問題ないです、でも楽しかったですよ

早く治して、またバトルやりましょう(^v^)」と、すばらしいお言葉です。これが本当のサーキット仲間、DES−TAI戦士の心意気ですね、運営者としてもうれしいお言葉でした(^.^)

さわやかな笑顔のお二人です!!
レポートで紹介していいですか?と言う問いに 快くOKして、二人で硬い握手!!記念撮影

どうぞ早く復帰できますように、そしてまた素晴しい 走りとエキサイティングなバトルで、DES−TAIを 盛り上げてください

 

さぁ〜〜最後は恒例の動画

 今回は、これしかないでしょう!?
岡本克彦選手(トレドHANKOOKM3改3.2)
の決勝の走りです、華麗なドライビングテクニックも存分にご賞味下さい


(決勝前編)



(決勝後編)



それでは皆様、ご機嫌よう、次回の最終戦、9月21日をお楽しみに・・・チャンピオンも決定します